ギックリ腰は頑張り屋さんしかならない
各地で大雪のニュースが聞かれる今年の冬。
私のところにも
「先生~、雪かきしてたら腰がギクッと!」
という連絡が来ました。
ギックリ腰って、頑張り屋さんしかならないのです。
ギックリ腰の痛みの原因は、
腰椎や、仙腸関節という骨盤の関節の小さな前後のズレです。
このズレはなぜ起こるのか。
人は疲れてくると、骨盤が後ろに傾いてきます。
「疲れたけど、頑張らなきゃ!」という気持ちで動くと
骨盤は前傾します。
この前後の差が、
骨盤の真ん中にある仙骨と、
どちらかのサイドの寛骨で起こると
「ギクッ」
っと来るわけです。
「疲れたからやーめた」
だと、この前後差は起こらない。
疲れてるけど、頑張るよ!と前を向いている人しか起こらないのです。
でもギックリ腰はいやですよね。
よく「一度ギックリ腰をやったから、癖になっている」という人がいますが、癖になっているわけではないのです。
癖というよりも、骨盤の傾きが前か後ろに大きくなっている、
姿勢が理由になのです。
腰痛の防止&改善に効く、
腰を立てて、傾きにくくするエクササイズを紹介しましょう。
①腰を立てて椅子座り、二の腕が耳の横に来る高さにあげて軽く肘を曲げておきます。
②地面をぐっと踏み、踏んだ力を持ち上げるように腕を伸ばして、10秒キープ。これを5回繰り返します。
そして、、、
『やってしまった!』
という時はこの姿勢になりましょう。
うつ伏せになり、あげると腰がラクになる側の脚をこのようにあげて休みます。時間は5~10分くらい。
そして動く時や立つ時は肛門を締めて動くとラクです。
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