コロナ後遺症を改善する&後遺症にならない体作り
今年の夏から、オミちゃんが大流行してくれたおかげ(?)で
「コロナ後の体」のデータがだんだん溜まってきました。
その中で「コロナ後遺症が残りやすい体の特徴」がだんだん浮かびあがってきました。
コロナ後遺症をネットで調べると
「上咽頭炎」
というワードが出てくると思います。
後遺症の改善には上咽頭炎の治療(ものすごく痛い治療を何回もやらなければならないらしい)が有効とされているようです。
上咽頭炎は、咳が続いたり、呼吸器が炎症を起こしやすくなったりするほか
上咽頭の真裏はすぐに脳があるために、ブレインフォグと言われる頭がぼんやりしたり、記憶や思考力の低下、頭痛や味覚異常がおこりやすいのではないか、と言われています。
私も後遺症が残っている人たちの体を見ると
「慢性上咽頭炎」がかなり怪しいと感じています。
そして私は慢性上咽頭炎の改善方法、そして上咽頭炎にならない体の使い方がわかってきました。
そして、つらい上咽頭炎の治療をしなくても、
上咽頭炎にならない体づくりをすることで、症状が改善されてくることがわかりました。
それが「姿勢」です。
慢性上咽頭炎の人の姿勢はみな同じです。
背中が丸く、頭(首)が前に出ていて、
少し顎を突き出しています。
この姿勢でいると、喉の中が曲がって狭くなり、
鼻から入ってきた息がスムーズに下に下がらず、
常に上咽頭にダイレクトに当たるため、上咽頭が乾き、
慢性的に炎症を起こしやすくなるのではないかと思われます。
慢性上咽頭炎のある人はもともと鼻呼吸が苦手だったり、後鼻漏や副鼻腔炎になりやすい人が多いのですが、理由は同じだと思います。
そしてどうやら上咽頭炎はコロナ後遺症に限らず、体のさまざまな不調に関係していそうです。
上咽頭炎を改善したり、ならないようにするためには、上咽頭を変えるのではなくて、
鼻から入ってきた息がスムーズに入ってくるように喉の中を広げていくことです。
そのためには、背筋を伸ばし、前に大きく傾いた首を立てていくことが必要です。
「じゃあみんな、このエクササイズをやってみて!」
と動画で配信したいところなのですが、
背筋を伸ばして、首を立てていくためには、
股関節の縮みを取ったり、
脚の筋肉のねじれを取ったり、
おなかの筋肉を伸ばしたり、
骨盤の角度を直したり、
人によって必要なことが違います。
さらにコロナ後遺症の体調不良が続いて体力や筋力が落ちている人は
体に負担がかかり過ぎないようにすすめていくことも大切です。
コロナ後遺症が抜けないで困っている人、
コロナになってもスムーズに回復したいと感じている人、
ぜひスタジオに来てください。
初回は全身骨格クリーニングとからだレッスンを合わせて受けていただくのが有効です。
後遺症が残っている人もレッスン後には「頭がすっきりした!」と言われる方がほとんどです。
もし、スタジオに来られないのであれば、オンラインレッスンで体を拝見しながらエクササイズの指導をすることもできます。
レッスンを受けるのが難しいのなら、noteで紹介しているエクササイズ動画を活用してみてください。
それも難しいようなら、寝たままでもいいので、まず、ひんぱんに伸びをしてみてくださいね。
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