森とシンクロ 共鳴現象についての研究
また、豊かな森に出会わせていただいた。
今回訪れたのは「黒姫」
長野県の北部、新潟県との県境に位置する。
私が研究している一つのテーマは
「シンクロ」共鳴現象について。
・共鳴現象、シンクロ
・子供たちとのかかわり
森がシンクロしあっているのを感じたとき、
この森はつながりあっていて、
「豊か」だなと感じる。
お恥ずかしながら、
数年前までは森の価値を知らなかった。
豊かな森が身近にあったにもかかわらず、、、
気づきのきっかけをいただいたのは
奄美大島である。
3年前の記事、、
(我ながら、この記事には懐かしさがこみ上げてくるのだが、、)
このときに訪れた奄美の「森」から
森のつながりや共鳴、
子供たちとのシンクロを発見した。
鹿児島県の南に位置する「奄美大島」は
海のイメージが強いと思われるが、
豊かな「森」が手つかずで残っている場所。
豊かな森や動植物がそのまま維持されているのには
毒ヘビである「ハブ」が守り神として
森を守っているからなのだけれど、、、
そこで森を案内してくださったガイドさんから
森は一つの巨大な生命体として
共鳴しあっているという話を聞く。
その当時は正直、「森」というものに
興味がなかった かつての私、、、
(すみません)
(そのガイドさんのお話の真意がわかるようになったのは
その後、しばらくたってから。)
それから、「ケンムン」という奄美大島に伝わる
森の妖精の話。
「妖精を探しながら
森を歩きましょう。」
最初は「????」
であったが
一つだけクルクル回る葉っぱや
風の音、天候の変化などに
妖精の存在を「感じ」た。
妖精探しに
正解はなく「感じ」たことに
意味があったように思う。
妖精の呼び名はどうであれ、
日本各地にはこのような豊かな森には妖精(木霊とか)
が住んでいるという逸話は多く語り継がれる。
奄美大島の森の話の中でもう一つ
残っていたのが
森と子供たちのかかわりについて。
森のつながりの中で
妖精「ケンムン」たちは人間の子供たちに
ものすごい興味がある。
だから興味を引き付けようとして
一緒に遊ぼうとして寄って来る。
実際にそのときに 不思議と
長女がわあわあ泣き出した。
豊かなの森の鳥たちの鳴き声というのは
コーラスやオーケストラのように
美しく響くのだが、
長女の泣き声に共鳴しあって
美しいコーラスは拍車をかけて盛り上がっていき
森中に響き渡っていた。
不思議な体験であった。
奄美大島から帰って
長野に戻ってからも
私は豊かな「森」を求め、子供たちと森歩きをし、
訪れるようになった。
私がお気に入りでよく訪ねているのが
上高地や乗鞍、八ヶ岳、南信州中川村の森など。
森が豊かであると感じる一つのバロメーターは
「音」
森が豊かであると賑やかなのである。
それから、子供たちを連れて森歩きをするようになって
不思議な出会い、引き寄せに恵まれるようになった。
ライチョウやカモシカ、
いろんな動物たちと引き寄せられるかのように
出会わせていただく。
天体ショーを見ているかのような
不思議な気象現象に巡り合う。
たまたまと言われれば 「そうかも!」としか
言えないが、、
私の感じたことが「正解」なら
子供たちの存在が
森と「共鳴」し、通じ合っている
ということになる。
テントを張って、寝泊まりするのは
森のつながりを感じる最高のチャンス!
夜の動物(フクロウ)などの鳴き声に耳を澄ませ、
月夜や星の輝きに宇宙のリズムとの同調を感じて、
森の響きやシンクロを感じてみる。
さて、話を黒姫に戻すが、
今回、黒姫の森を訪れて
本当に驚いた。
私が研究していた森の「つながり」や共鳴について
黒姫の森でも同じ言葉を見つけた。
案内板にステキな言葉😊☝️✨
「人間は99.99%以上、自然の中で暮らしてきました。特に森の中で暮らしてきた歴史はヒトのDNAに深く刻み込まれていて、森の中では同調や快適さを感じ心が穏やかになります」
そのとおり!
森は還る場所
同調する場所。
森から離れて人が
生きれるはずはない。
この「同調」というキーワードが黒姫の森にもあったことには本当に驚いて、
本当にうれしかった。
同じ感性をもつ人がこの森を守っているんだと。
それから、
黒姫の森といえばC.W.ニコルさん。
彼の言葉で
「黒姫の森に動物たちの足跡はいっぱいあるけど、
子供たちの足跡がない。。」
豊かな森に通じる方は
森と子供たちのつながり に気づいていらっしゃった
ことにもまた驚きである。
森の生き物や生命現象というのは
人間の「子供」が訪れることで成立する。
そんな風にすら思う。
ちなみにシンクロというのは
「確率共鳴現象」と呼ばれ、
今日の科学ではまだまだ解明できないことも多くあるのだが
生き物にとってお互いに「共鳴しあう」ことの重要さは
あらゆる生命科学においても価値が高まっている。
(興味ある方は、山田豊文先生の記事を参照していただけたら
と思う。)
自然や地球、宇宙と
シンクロしあって生きてくこと
これが一つのテーマになりそうだ。
いつだって
大切なメッセージを森は放っているのだから。
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