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恋愛に関して

一時期何故かよく柔道に例えていた。
やりたい人も、見たいだけの人も、全く興味が無い人もいると伝えるのに。
今はストレートに恋愛も趣味の一つだと思ってると言うようにしている。

でもこんな風に落ち着いて考えられる様になるまでたくさんの時間と色々な出来事があった気がする。
恋愛に興味が持てなかったり、そこはかと無く気持ち悪く感じる自分や、
好意を持たれて居心地悪く、相手を気持ち悪く思う自分を不思議に思ったり。

人を好きにはなるけれど、世間や創作物の言う“恋愛”に対して何処か自分と距離がある感じ。
アセクシャルかと言うとこの先の人生もずっと興味が無いとは言い切れない感じ。
Never say neverとかそう言うのとはちょっと違って。
ずっともやもやしてた。

けれど、
あ、恋愛って柔道みたい。
って思った時に自分の中でストンと腑に落ちた。
今はテレビでやっていれば見る時もあるけれど大体見なくて、
でも興味がゼロでもなくて。
すぐにやり始めるなんて事は今は思わないけれど、
今後、護身術に…と始める可能性もあって。
あぁ、私にとって恋愛って柔道みたいだなぁ
と、何故かある時そう思った。

又変わるかも知れない。
もっとしっくり来る表現が、言葉が、現れるかも知れない。
けれど今は私にとっては恋愛は柔道で、
分かりやすく言うと趣味だ。

趣味だから、興味が無い人もいれば、たまに興味が出る時もある、みたいな人もいるし、常に趣味程度にやる人もいれば、本気になってプロになったり、プロにはならないけれどガチで向き合ったりする人がいる。
そう言う感じで世の中の認識も変わっていけば、
恋愛至上主義な空気がちょっとずつ薄れていって、
恋愛至上主義じゃない人や、私みたいな人間も呼吸のしやすい世の中になるんじゃないかなぁ、何て思ったり。

因みに、恋愛至上主義な、そう言う空気を作っている一因でもある創作物に関して言うと、
一役者としても全ての役の変化が恋愛に回収されていくのはとても心地が悪い。
その辺りの多様性の在り方も、
これからの物語には期待したいし、変えていきたい。
きっと仲間は其処彼処にいるはず。

#キナリ杯

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