早くも性別判明!

なかには生まれるまで性別は知りたくない人もいるようですが、準備する服やら気構えというものがあるので、私たちはあらかじめ性別を教えてもらうよう、「教えないでください」宣言はしませんでした。がしかし、性別は思ったより早く、そしてなにひとつ心の準備もできていない間に告知されたのです。

中期にさしかかる頃になると、機械を膣に挿入する検査から、誰もがイメージするであろうおなかを出して超音波で赤ちゃんの様子を見る健診に。膣に挿入されるのはいつになっても慣れなかったので、このスタイルの健診になって本当にほっとしました・・・。はじめはお豆のようだった生命体が人だと認識できるほど姿に変化してきているのを見ると、わき上がってくるなにかがあるものです。しかし、相変わらず心配性の私。赤ちゃんの身体の様子がわかりはじめると、「指は5本ありますか?」「足の指も?」「脳みそはありますか?」「心臓は動いてますか?」とここぞとばかりに質問攻め。「こんだけ身体動いてるのに心臓動いてへんかったら怖いやろ!」と先生につっこまれながらも、(今考えると)行き過ぎた心配をしておりました。

そんなエコー中のこと。「ここが頭ねー、これが腕、背中で脚ねー」という普段の流れのなかで突如、「はい、これおちんちんねー」とさらっと!とてもさらっと!!なんだったらスルーしてしまいそうなくらい自然に、なんのためらいも、なんの溜めもなくさらっと!!!男の子であることが判明しましたーーー。いや、別にいいんですけどね。もったいぶって欲しかったわけでもないし、「男の子かな、女の子かな」なんて会話も十分したし、早くわかるにこしたことはないんだけれど。あまりにさらっと、腕とか脚のついでみたいに言うもんだから、拍子抜けしたというかなんというか・・・。そんなこんなで思いのほか早く、そしてあっさりと性別は判明したのでした。

診察室を去る際、夫に「お父さんはご長男?」と聞く先生。「いえ、次男です」「そう。上はお兄さん?」「はい」「お子さんは?」「女の子が一人」というと、「はじめての男の子ならおじいちゃんおばあちゃんも喜ぶだろうねー。」というやりとりが。先生に悪気はないんだろうし、嫌な言い方でもなかったので気分を害するなんてことはなかったのですが、男の子=跡継ぎ=よかったね的な観念がいまだにあるんだなーと、ある意味新鮮に感じました。

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