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ITフリーランスのここが良い、ここが悪い(前編)

ITフリーランスで働く上で良し悪しがあります。
大事なことは

それが自分にとって良いこと

かどうかを見極めることです。

良いこと悪いことは常に表裏一体です。
あくまで私目線で良かったこと、悪かったことを書いていくので、

自分ではどう思うか

を意識しながらご参考にしてみてください。


リモートワークの在宅勤務は楽だけど集中できる?

コロナウィルスの流行以降、IT業界はリモートワークが主流です。

実際、ITエンジニアはインターネットに接続されたPCさえあれば仕事ができるため、
リモートワークが主流になるのは自然な流れです。

やはり一番いいところは

通勤時間0分

であることに間違いないでしょう。

私が新卒で初めて現場に常駐作業をしたとき、
配属先への通勤が

片道1時間45分

かかりました。

往復三時間半ですね。
会社から試されているのかと思いました。

満員電車もなければ、悪天候に悩まされることもありません。
通勤の大変さを知る人こそ恩恵を感じるリモートワークですが、
その反面悪いこととして

誰も見られていない環境で集中できますか?

という懸念があります。

人は時に手を抜くこともあります。
監視がないと、楽をしようとする傾向が見られることもあります。

監視ツールや日報などの進捗管理でサボっていることがばれる可能性もありますが、基本的には自己管理です。

ただ、私が思うことは

成果を出せる人はどんな環境でも出せる

ものですし

サボる人はどんな環境でもサボる

というものかと思います。

人に見られていまいが、頑張れる人は頑張ります。
人に見られていようが、目を盗んでサボる人もいます。

大事なことは

どちらの方が自分にとって集中できる環境であり、
アウトプットを出せるかどうか

なのです。


給与が良い一方で、福利厚生が提供されない

一人のサラリーマンにかかる会社側のコストをご存じでしょうか。

およそ年収の2倍

と考えられます。

年収500万円の社員を雇うために会社がかかるコストは、年間1000万円となります。

どういうことかというと、純粋な給与の他にも、福利厚生によるコストが会社にはかかります。

具体的には

  • 社会保険

  • 雇用保険

  • 厚生年金(社員側の負担と折半です、なんと年収の18.3%の半分)

  • 交通費や住宅手当、扶養手当などの手当て等

があります。

そういったコストがITフリーランスにはかからないため、

その分給金として反映されやすい

事になります。

つまり、ITフリーランスのお金に関する良いこと、悪いことは

給金が多いかわりに、保険や年金、
手当にあたる部分を全部自分で考える

必要があります。

私はお金に関する無駄が嫌いです。
高校生の時から家計簿をつけていて、お金の管理に関してはめっぽう好きです。

なので、

仕事が切れることはなかったので雇用保険は不要

でしたし、

高い厚生年金を払うよりは投資に充てたい

と考えていました。

単純に取り分が増えるのでITフリーランスになりたいと考えていると痛い目を見てしまいます。

  • 自分でお金を管理することができるのかどうか

  • サラリーマンでは無駄な支払いがありそうだ

と思えることができたら、ITフリーランスの給金体系に合っていると考えられます。


面接がすくなく、通りやすい、反面クビになりやすい

サラリーマン時代、転職するときに思ったことは

とにかく手間がかかる

ということでした。

  1. 転職エージェントに登録

  2. いい会社を探す

  3. 応募する、書類選考

  4. 面接の準備をする

  5. 1次面接

  6. 2次面接

  7. 最終面接

  8. 内定

とにかく面倒、期間も2~3ヶ月はかかります。
挙句の果てに最終面接で落ちて、苦労が水の泡になります。

メンタル的にもかなりキツイ

特に4.面接の準備で、会社の社訓や社長の名前とかを覚えるのが面倒です。

会社のことなんでどうでもいいんです
年収と福利厚生がいいから受けました

で通ればどんなに楽か・・・。

下記で記載した「業務委託タイプ」のフリーランスの場合は、

  1. エージェントに登録

  2. 紹介された会社に応募する、書類選考

  3. 面接

  4. 内定

で済みます。

面接の準備に関しては、基本的に職務経歴の説明になるため、
会社個別に準備することは必要最低限です。
期間も大体1ヶ月以内で決着がつきます。

また、

圧倒的に内定通過率が高い

ところが大きいです。

正社員の転職ですと、面接までいって内定は20%通ればいい方でしょうか。
ITフリーランスであれば、面接までいけば50%は通ります。

基本的に能力は書類で確認できるので、面接は人柄が問題ないかの確認になります。
圧倒的に次の職場に行きやすいです。

その反面、

クビになりやすい

事が考えられます。

クビと言うと、その人の能力不足のイメージが強いですが、
予算の問題や、プロジェクトの満了など、原因はいろいろ考えられます。

ただ、結局のところクビになっても

次が簡単に見つかる

ので、私はそれほど問題に考えていません。

より良い会社を見つけるため、いろいろな経験を得るために、
クビになる悪いことより、入りやすいいいことが私にはあっています。


常に全力で取り組める、背水の陣

前項でも書きましたが、クビになりやすいため、

常に成果を出し続ける

必要があります。

私は追いつめられる方がやる気が出るタイプなので、
いつクビになってもおかしくない環境で頑張る方が成果を出せます。

また、サラリーマンと違い昇給もないため、

成果に応じて給金の交渉

をする必要があります。

頑張りがそのまま給金に反映されるとなれば、
やる気が出ますし、やる気を持って行った仕事は良いアウトプットとなります。

そうすると、

経験を積むことで職務経歴書に書くことが多くなり

次のより良い会社へステップアップできたり、給金を上げることができます。

頑張る→いい成果が出る→職務経歴書が豪華になる→
いい会社でいい給金がもらえる→頑張る

という、良い循環を作ることができます。


ITフリーランスのいいこと、悪いことを書きましたが、
まだまだ書くことがあるので前後半に分けました。

もしよければ後編も見て行っていただけると幸いです。

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