安定した業務と収入を得るITフリーランスの秘密
ITフリーランスになる上での懸念として、
安定的に仕事がもらえるか不安
収入が不安定そうだから不安
と考える方がいると思います。
結論から言うと、
業務委託タイプのITフリーランスでは、仕事も収入もかなり安定
します。
高い収入を維持しつつ、ある程度安定した稼ぎを得られる業務委託タイプのITフリーランスについてお話をしていきます。
ITフリーランスの働き方
ITフリーランスの働き方には大きく分けて2つの形態があります。
タスクベースの業務
個別のプロジェクトやタスクごとに契約し、完了ごとに報酬を受け取る方式です。
この働き方は
柔軟性が高く、自分の得意分野や興味のあるプロジェクトに集中できる
利点があります。
また、能力次第では1か月分の作業量を1週間で完了させ、
別の仕事を入れるということも可能です。
働けば働くほどお金になるため、ITフリーランスらしい働き方になります。
業務委託による定時業務
企業と業務委託契約を結び、あたかも社員のように定時で働く形態です。
この方式では、ITフリーランスでありながらも、
安定した給与体系や業務内容を確保できるため、長期的な安定を求める人
に向いています。
契約内容にもよりますが3ヶ月ごとの契約更新が多く、問題なければ自動的に更新されていきます。
長い人ですと、10年以上同じ会社で契約を更新し続けるフリーランスの方もいます。
ただ注意したいのは、社員のように働いているからと言っても、
福利厚生はITフリーランスにはないので注意が必要です。
ITフリーランスの保険や年金については、別の記事でお話ししたいと思います。
ITエンジニアの働き方
そもそも、ITフリーランスにかかわらず、ITエンジニアの働き方としてどのようなものがあるのでしょうか。
SES(システムエンジニアリングサービス)
正社員として会社に所属しますが、その会社で働かずに別の会社で業務をする形態です。
つまり
エンジニアのレンタル
ということになります。
詳しくは、相手企業に在席してそのプロジェクトの一員として働きます。
直接相手とコミュニケーションを取りながら仕事を進めます。
メリットとしては、いろいろな会社で数多くのスキルを学ぶことができます。
デメリットとしては、器用貧乏になりやすく、職場がころころ変わりやすいので人間関係が構築し辛いことが挙げられます。
社内SEや社内開発
所属する企業の内部でエンジニアとして働く形態です。
メリットとデメリットが上述したSESと逆転します。
メリットとしては、基本的に長い間同じスキルを磨き続けることになるので、スペシャリストとして成長できます。
また、SESの方に指示を出したりリーダー的な経験を得ることができます。
デメリットとしては、スキルが偏りがちなのと、人間関係があまり変わらないことが多いと考えられます。
SESと業務委託のITフリーランスは似ている?
ここで「おや・・・?」となる方もいるかと思いますが、
SESの働き方と業務委託のITフリーランスは大分似た動き
になります。
もしITフリーランスをいきなりやるのが不安な方は、SESで経験を積んでからITフリーランスになると、スムーズに業務を行うことが可能になります。
仕事探しの方法
そもそも
仕事を探すのが大変じゃない?
と不安な方もいるかと思います。
しかし、そこはプロに任せましょう。
営業さんを利用した仕事探し
営業担当者を通じて仕事を探す方法であり、エージェントや仲介業者とも言われます。
営業担当者は
ITフリーランスのスキルや希望を聞いて、
適切なプロジェクトや会社を紹介
してくれます。
安定した仕事を継続的に得ることができるメリットがあります。
ただ、仲介手数料として収入の何パーセントか渡す必要があります。
中間マージンとも言います。
会社ごとに違いますが手数料はだいたい8%~15%くらい(サービス次第でだいぶ上下します)が多いです。
営業さんを通さない直接契約
クライアントと直接交渉し、契約を結ぶ方法です。
中間マージンが発生しないため、
報酬率が高くなる可能性があります
が、自ら営業活動を行う必要があります。
ITフリーランスがいきなりお仕事をお願いしても信用されにくいため、
最初は営業さんを通した方がスムーズで安定します。
安定した業務と収入を得る方法のまとめ
ITフリーランスが安定してお仕事と収入を得るための方法をまとめます。
業務委託形式でITフリーランスをやってみる
仕事探しは営業さんにお願いする
業務委託の場合、定時での業務が基本となりますが、
ITフリーランスならではの柔軟性と、
企業に所属しているかのような安定した給与体系を両立できます。
プロジェクトの長期契約を確保することで、
収入の安定性を高めることが可能です。
安定したITフリーランスとして働くためには、
働き方を工夫したり、難しいところはプロをうまく使っていきましょう。
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