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感謝の気持ちを伝えきれなかった日

こんにちは。おじぎです。

先日、半年ほどお世話になった職場を退職いたしました。
今回は、派遣社員としてではなく、派遣会社の受託業務スタッフという形で雇っていただきました。


相変わらず仕事に行くのは嫌だったし、人間関係に悩むこともありました。
年齢が一人だけ大きく離れていることもあり、最初のうちは、居心地の悪さや、場違い感に苛まれることもしばしば。
他のスタッフさんにとっても、一人だけ若者が混ざっていて、なんだかやりづらいと感じることもあったかと思います。

それでも優しく温かく接してくれたことには感謝しかありません。
気さくに話しかけてくれたり、たくさん名前を呼んでくれたり、話の輪に入れてもらったり。

自分に自信のない私にとって、他の人と同様の接し方をしてくれること自体がとても嬉しいことであり、なんだか自分という存在を認めてもらえているような気がして、ここにいてもいいんだなと感じることができました。


しかし、この多大なる感謝の気持ちを、私は伝えきることができませんでした。
最後の時が来てしまったときに、急に涙がこぼれそうになってしまい、それを堪えることに必死で、簡単な挨拶のみで逃げるように帰ってしまいました。
電車に乗るころには大号泣。
失ってから気づくものがあるように、すべて終わってから、自分にとって思い入れのある職場だったのだなと気づきました。

皆さんの優しさに救われた感謝を伝えることができず、後悔の波に襲われた私は、このnoteという場で感謝の気持ちを綴ることに決めました。
素敵な人たちに出会い、自分の気持ちが少しだけ救われたことを忘れないために、自分の気持ちを素直に伝えられなかった後悔を忘れないために、ここに記録を残します。


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