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「今の環境を正解にする」の落とし穴

「今の環境を正解にするって考えるのが1番いいよ」

そう言われることは多いです。

間違ってはいないと思います。

自分に全てが合っているところなんて見つける方が難しい、それなのに環境を言い訳にして文句を言う人は、どこでもそうなるはず。

他責。

よくないです。

多分一番苦しくなるのは自分です。


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でも、その一方で、「今の環境を正解にする」の考え方に落とし穴もある、と私は考えています。

それは、

今の環境の人、物、場所、行動、時間、空間、

全てが合ってるはず、ここが私の全て!

と思い込むこと。

確かに、環境に適合する最初の段階では、
当然”違和感”はあります。

その段階では、自分で選んだから間違いないなどと思い込んで頑張るのも必要かもしれません。

でも、その”違和感”はいつかは消えるはずなんです。

自分の価値観や信念に沿っているならば。

いくらたっても、
どんなに尊敬する人や事業であっても、
なんとなくの違和感が拭えないとき。

でも、その違和感を無視していると、
いつか苦しくなります。

自己肯定感の低い人だと、そのまま受け入れられない自分を責めてしまって苦しくなるかもしれません。

初めに述べたように、自分に全てが合っているところなんて見つける方が難しい。

「なんか自分と違う」

そういう部分はあってもいいと思うのです。

0か100、そんなわけないから。

全てを受け入れなくても良いから環境を客観的に見て

・尊敬できる、真似したい部分
・実は尊敬できない、真似しなくてもいい部分

このように分けて考えてみるのもありなのでは。

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多分この話って、ピンとくるエピソードが無い人だと「何言ってんだろ」になる気がします。でも私は悩むことがあったので、書いてみました。

特に「学びたい・成長したい」と思い選んだ環境がある人は、もしかしたら思い当たる節はあるかも。

誰かのためになったらいいな、と思います。

他人のものさし 
自分のものさし 
それぞれ寸法がちがうんだな

- 相田みつを -
(詩人・書家)

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