中国人の教育の考え方とは
私は、中国のバレエスクールで講師として働いています。
私は、塾や学校の講師ではないので、勉強という教育とは少し違いますが、ダンスを学ぶ事も子供教育の一つです。
中国では、サッカーやダンス、運動系の習い事にもお金を掛けます。
まぁプラスで運動系の習い事をする家庭は、中国では富裕層にあたるかと思います。
日本でも色々な保護者の方がいて、なかにはクレーマーやモンペと言われる人はたくさんいます。それは世界どこにでもいるかと思います。
わかってはいたけど...
やはり
難しい...。
『楽しみながら学ぶ』
これは日本では良く聞くかと思います。
もちろん全員がこの考え方を持っているとはいいません。
少なくとも私の考えは、楽しみから学べる事がたくさんあると思っています。
もちろんただただ楽しいだけのレッスンはしません。厳しさも時には必要です。メリハリが大切。
そして継続する事がいかに大切か。
結局続けられるかどうかは、それが好きなのか、楽しいのか、だと思う。
だけど、中国の保護者の90パーセントはそれを望まない。
やはり競争社会からくる考え方なのか、それともお金の価値観が違うのか。
すぐに成果を求める。長い目で成長を見届けてはくれない...。(これは自転車操業が多い中国ならではの感覚なのかなと、ふと思ったり...)
子供がグズってレッスンに上手く参加出来ない時、すごい怒鳴りながら怒る保護者。怒鳴らないけど、明らかに不機嫌な顔になる親。いつも思ってしまう...
人間誰しも気が乗らない日ってあるよ...🥹
大人はそれを自分でコントロール出来るけど、子供は出来ないんだから🥹
子供は結局、大人の言いなり。(言い方悪くてすいません。)
『だから、そんな時もあるよねー』って受け入れてくれたら、私も親も子供もみんなハッピーでいられる🌸
でも中国の保護者は、お金を払っている以上、損をしたくないという気持ちが強いから、1日でも上手くいかなかったら損をした気持ちになるみたいです。
どれだけお金持ちになっても、心がお金持ちにならなければ、色々な事がネガティブになってしまうな、って思ったそんな日でした。
ではまた。
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