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世界を掴みたいOL

先日、久しぶりに学生時代の寮にお邪魔してきました!

私が住んでいた寮は、交換留学生が住む寮で
いわゆる国内留学的な生活を大学+大学院と過ごしてきました。

寮と言いつつ、
自分の部屋(ベッド+デスク+押し入れ)はあり、
トイレ、洗面所、お風呂は2人のルームメイトと共有。
キッチン、ラウンジは50人で共有というシェアハウス的な建物でした。

ルームメイト含め80%くらいは外国の方で、
入った当初はかなり生活に苦労しました。

大学一年生の私は英語が全く話せず、大勢のいるキッチンに行くのが
かなり憂鬱でした。(笑)
ルームメイトとの生活習慣のギャップも大きかったです。
西洋から来た留学生は朝シャワーを浴びる子が多く、
学校に行きたいのに洗面台が使えないから支度ができないなんてことがよく起こりました。
パーティーが毎夜行われたりして、華やかな一面がありつつも、
コミュニケーションがうまく取れないから気まずい、、なんてことばかりでした。

そんなこんなで、苦労した寮生活でしたが、
先日は私のルームメイトだった方が帰国するということで、
会いに行ってきたのです。
大体1年か半年で帰国する留学生。
5年間とちょっと住んでいた私は、11回お別れを経験しています。
12回目にして(私にとって)最後のルームメイト。

寂しい思いと、またいつか会えるという確信を抱きつつ、
(大体みんな旅行やワーキングホリデーで戻ってくる)
久しぶりの再会を楽しみました。

海外では社会人になった後、また学生に戻ったり、
30歳になってまだ社会人を経験したことがないという、永遠の大学生も珍しくないのでしょうか。
私の寮には永遠の大学生が多く、このルームメイトも同様です。
彼女はフランス人で、大学→大学院→大学院(来年から)という進路を進んでいます。
大学院の途中で、double degree と言われるプログラムで日本に来ています。
フランスの大学と日本の大学を同時に卒業できるプログラムのようです。

寮の留学生の中には、
大学卒業後には2年間で4カ国を6ヶ月ずつ周り、修士号を取るプログラムに参加する子もいて、世界は広いなぁ、羨ましいなぁと感じております笑

私は田舎で育ったので、
女の子が大学院に行くことも、上京することも結構珍しいです。
ずっと働かずに大学で勉強しているって、
親がお金を出していないとしても理解されるか微妙です。

でも世界にはなんと思われようと、
どんな手を使っても、
努力をしているわけじゃなくでも、
理想の生活をしている人がいます。


世界は広くて、いろんな生き方があって
欲しいものはどんなに不格好でも必死に掴み取らなくちゃなと
学びました。




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