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薬膳茶の作法?

先日、薬膳茶の講座開講の売り込みに行きました。

売り込み先は、主にカルチャースクール。
イベント開催OKの九州のカフェオーナー様やサロンオーナー様がいらっしゃれば、ご一報くださいm(._.)m

『薬膳茶』と聞いて、薬膳に馴染みがない人からしたら、敷居が高いイメージがありそうとは予想してました。

売り込みに行って、先方の担当者様から「厳しい作法があるんでしょうか?」とか「どういう茶道具が必要ですか?」等、私の予想を越えた質問を受けました。
茶道のようにお作法が…とか、専用の茶道具が必要とか、なんだか堅苦しいイメージをお持ちであることを知りました。

作法なんてありません。
もし作法があったら、私がインストラクターになれるはずがありません(笑)。

専用の茶道具も不要です。 
電気ポット(お湯を沸かせる設備)と紙コップがあれば充分です。映えませんが。


透明な急須があると、茶葉やハーブを綺麗に見せることができます。
後始末が大変ですが、映えるし、素材を見てもらえるので講座向きです。

ですが、ブレンドする素材次第では、急須を使わない可能性もあります。
ドライフルーツを薬膳茶の素材として使うことがありますが、お茶として楽しんだ後に食べてもらうようにしてます。最後に食べてもらう素材は、予めカップに入れておきます。
ティーバッグとドライフルーツの組み合わせで作る薬膳茶の場合、急須は不要になります。

なので、薬膳茶には、専用の茶道具なんて無いんです。
作法もありません。
あるとしたら…『熱湯で淹れる』かな? 
作法とは違う気がしますが。

単純です。
薬膳茶は、『飲めたらOK』です。

あと、茶道と違って、お茶請けは必須ではありません(笑)。
売り込みに行った時、お茶請けに何を出すか尋ねられました。出すか出さないかは自由ですが、私の場合は参加者の方々のアレルギーを確認してから考えます。そのことは、先方の担当者様にお伝えしました。
お茶請けは、和菓子でも洋菓子でも構いません。

専用の茶道具が不要なことも作法が無いことも、薬膳茶を知ってる人には当たり前のことです。
その『当たり前』が全く知られてないので、もっと噛み砕いて分かりやすく『薬膳』を伝えていけるようになりたいです。



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