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心あるフォロワーの皆さまへの謝罪

まず多くの皆さまに大変なご心配、ご迷惑と、ご不快な想いを与えてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

自分なりに頭の中で今回のことを整理し、何故皆さまにご不快な想いを与えてしまうことになったのか、また娘への殺害予告にまで発展したのかをまとめてみようと思います。

最初に気になったのは「言葉狩り」でした。彼がステージ上で何度も「戦争と音楽は一番遠いところにあるものだから参戦という表現は~」という発言をされたことを受けて、参戦という表現をしているファンへの言葉狩り。今思えばこれを見て見ぬふりをすればよかったと思います。そしてもうひとつは横断幕リレーなるものをやられている有志の方々がいて、その方々がツアトラ前に長時間居座り、結果ツアトラの写真撮影を断念したというtweetを見たこと。これも見て見ぬふりをすればよかった。そもそも私には何の関係もないことです。しかし結果的に私はこの両件について私見を述べてしまった。

私は、言葉狩りがエスカレートしファン通しが争うことが良くないことだと思ったので、こんな表現をした。「参戦、参加。どーでもいい。それで争うことの方が彼は嫌だと思う。」

まず、参戦は絶対に許しませんという方々から攻撃を受けました。これが第1波でした。想定内でした。しかしやがて「どーでもいい」という表現への攻撃に変わっていったのは想定外でした。私が本当に「どーでもいい」なんて思っていなかったことは他の私のtweetを目にしてくださったことのある方ならご理解いただけるだろうという甘い考えもありました。しかしそうでない方々の多くの目にも触れることになりました。まさに言葉が切り取られた瞬間でした。

私はnoteに思いを綴りました。これは本来彼の所属事務所がすることであり、私がしたことは余計なことでしかありませんでした。しかし、表現の自由、言論の自由という誰も侵すことのできない権利を理由に、言葉狩りはやめよう、ツアトラ前での迷惑行為はやめよう、という2点について長すぎて理解しずらい文章を投稿してしまった。すると今度は横断幕リレーの関係者、及び賛同者たちから攻撃を受けました。第2波です。これも想定内でした。想定できなかったことは、娘への殺害予告が複数きたことです。そして多くの誹謗中傷や侮辱、殺害予告がDMで来ることも想定外でした。私は横断幕リレーには一切関与していませんし、反対も賛成もしていませんでした。つまりそれこそ本当に私にとってはどうでもいいことでした。事前に彼の所属事務所にpermissionをとっていなければ受け取ってもいただけないだろうとは思っていましたが、その時点でpermissionを取られているのか否か確認もしていませんでしたし、ツアトラ前で迷惑行為をしていたら注意をしようと思っていた程度です。

しかし第2波は酷かった。まず私を横断幕リレー関係者と誤解された方々からの横断幕リレーについての反対意見、苦情、誹謗中傷が始まりました。そして横断幕リレーの関係者たちからの執拗な私のtweetの削除依頼、誹謗中傷。さらに横断幕リレー賛同者たちからの抗議、誹謗中傷。そして、関係者と思しき方々や賛同者と思しき方々からの娘への誹謗中傷、危害予告、侮辱、殺害予告。

私が彼の音楽を聴くようになったのは1980年頃。好んで聴くようになったのはもう少し後ですが、今回受けた誹謗中傷の中で印象的だったのは「私のほうがファン歴が長いのに」「新参者のくせに」「彼が売れてない頃から応援している私を差し置いて」というご主張がとても多かったことです。以前からこの印象は強くありましたが、私の中でここまで顕在的に目にするのは初めてでした。私は彼以外のアーティストさんの音楽も聴きます。むしろ申し訳ないですが、例えばPearl JamやSoul Asylum、Grateful Dead、The Clashといった海外のアーティストさんを主に聴いています。そのコミュニティでも古くからのファンは、例えばGrateful Deadの1960年代のサンフランシスコでのLiveに行ったぜ的な自慢はあって、みんな普通に「すげー」と尊敬のまなざしでそのお爺さんを見たりはしますが、それ以外の優位性のようなものを感じさせるものはありませんでした。今回彼のファンの特異性を垣間見た機会でした。

殺害予告があり、まず妻に相談し、娘には絶対に内緒にしていくことをお互いに確認し、運動会のパーティがこれから始まるという時。娘と一緒にいる時には仕事の時は除いて私はパソコンやスマホから距離を置くのですが、その日は珍しく私が不機嫌そうにパソコンの前にかじりついている姿を娘が不思議に思ったのか、「パパ、どうしたの?」と妻に聞く声が聞こえました。妻が「〇〇(娘の名前)を殺すって脅されたんだって」とあっけなく話してしまい、私が激怒する間もなく娘が怯え泣き始めました。すぐに弁護士に連絡を取り、警察に被害届を受理していただきました。同時に彼の事務所への報告と、私の所属している広告代理店で彼の事務所を担当している方にも連絡をしました。

謝罪も受けました。とても心のこもった謝罪をいただき、私はその方への訴えは取り下げ、今後はTwitter上でのお友達として、同じアーティストを応援していきましょうと提案しましたが、彼女はいまご自身のされたことへの後悔からTwitterを止めてしまっています。その方のことがとても気がかりです。

私は平和が好きです。そして自由が好きです。表現の自由、言論の自由が保障されている国に生まれたことをとても幸運なことだと思っています。世界のあちこちで戦争があり、その余波で世界中でデモが起きています。しかし多くの国で、例えばパレスチナへの連帯を示す集会を禁止する条例が出来、多くの逮捕者が出ています。それでも多くの人々がその条例に抗う意思を見せ、集会に参加しています。表現の自由、言論の自由が脅かされるということはそういうことです。勿論戦場や戦争をしている国には、そんな自由はありません。自由とは平和と一体なのです。そしてそのために沢山の血が流されてきた歴史があります。表現の自由、言論の自由は大勢の先人たちが命を落としてまでも闘ってようやく得ることが出来た大切なものなのです。戦争がはじまると、まずあらゆる自由が奪われ、音楽や映画といった芸術が奪われ、食べ物が奪われ、命が奪われます。

また長い文章になってしまいました。マウントをとるつもりなど毛頭ございませんが、また多くの方々に誤解されるのでしょう。また表現の自由がー、言論の自由がー、言い訳ばかり、とか、いろいろ想像できます。でも私はもう闘いを挑みません。私への誹謗中傷もどうぞご自由にしてください。これ以上、大切な大切なフォロワーの皆さまのお目を汚すようなことは二度と致しません。そこにも言論の自由はあります。ただし、娘への誹謗中傷や侮辱、加害予告、殺害予告は絶対に許しません。法に則って処罰を受けていただきます。

今回、私の発信したことで多くの皆さまにご心配、ご迷惑をおかけし、また大変ご不快な想いを与えてしまったことについて、あらためて平に伏してお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

娘がいつから学校に行けるようになるのかわかりません。今は近所への外出すら怖がります。すべて私の責任です。私自身も心をダウンさせました。でもこれは自業自得です。娘が受けた傷を想えば大したことではないです。ですがいまはTwitterを開く気にもなりません。沢山の志ある方々からのメッセージやDM、しっかり拝見しています。そして新たにフォローしてくださってる方々へのフォローバックが出来ておらず申し訳ございません。今しばらくのご猶予を賜れましたら幸甚です。

また最後に、私は彼の音楽が大好きです。今はとても聴く気になれないのが正直なところですが、彼の音楽に多くの勇気や癒しをいただいてきました。彼の人格や音楽を貶める意図などさらさらないこと、また彼の大多数のファンの皆さまは良心的で心の温かい方だということ知っています。

長々と失礼いたしました。

Peace & Love.

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