![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125022360/rectangle_large_type_2_0ac7ee0c04c6458f92b20cd488204a89.jpeg?width=800)
男女の友情はありえるのか問題。映画『マイ・インターン』を見た感想
たまに耳にする論争、「男と女の友情は成立するのか?」
あなたはどう思いますか?
僕は「成立しない派」です。
というのも僕自身、男女の友情が成立した経験がないからです。
そもそも、男同士でも2〜3人くらいにしか、「友情」を感じたことがありません。
「どこからが友情か?」も、人によって物差しが違いそうです。
僕は友情を「親友レベルでしか感じられないもの」と、ハードルを上げてしまっているのかも。
ところが最近、「やっぱ男女の友情って、あり得るかも」と、思いました。
きっかけは映画『マイ・インターン』を見てからです。
僕は、友情を育む以前の段階で、心の扉を閉ざしていたことに気づきました。
そこで今回は、映画『マイ・インターン』を見て、「男女の友情が成立するには」について気づいたことを、感想とともにお伝えします。
世代が離れているから友情が成立した?
この映画を見た当初は、「世代が離れているからこそ、友情が成立するのか」と感じました。
物語では、
・70歳のシニア男性社員:ベン(主人公)
・30歳前後の女性社長:ジュールズ
の友情が描かれています。
「もし、歳の差が20歳以内なら、友情ではなく恋愛感情になっていたのでは?」と、僕は思ったのです。
しかし、これは思い違い。
他の登場人物とのやり取りをみて、「友情が成立する前提条件」に気づきました。
友情が成立する前提条件
この映画の登場人物は、お互いが相手のライフスタイルを認め合いまくっています。
認めていなければ、そもそも友情は芽生えません。
そして、認めるためには相手に興味を持ち、知ることが必要です。
・世代による文化
・性別
・仕事への想い
・趣味
・家族との関わり方
これらに違いがあるからといって、最初からシャッターを閉めていたら、友情は生まれないはずです。
この映画でも、70歳の主人公がシニアインターンで入ったのは、若者ばかりのファッション通販会社。
しかし、主人公は若者たちの文化を、否定することはありません。
まるで新しい趣味を持った友達が増えたかのように、それぞれと楽しんで馴染んでいきます。
若者たちの方も、主人公のことを老人扱いしていません。
また、主人公の生活習慣で良いと思ったことは取り入れていきます。
自分と違うからといって壁を作らないこと
男女の違いで線を引く以前に、自分とは違う文化や生活習慣に壁を作らないこと。
僕には友情よりも前の段階である「相手を認める」が、欠けていた。
さらに、そのもうひとつ前段階の「相手を知る」も、抜け落ちていた。
そんな気づきを得た映画でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1702987346302-0xSZefhPpZ.png?width=800)
映画『マイ・インターン』は2015年に公開された、アメリカのヒューマンドラマです。
主演はロバート・デ・ニーロ。
ニューヨークの女性向けファッション通販会社が舞台となっていて、映像がめちゃくちゃオシャレです。
洗練されすぎなオフィス!
外の建物や公園も、綺麗な光景がキラキラと、ほとばしっている。
おそらく洋服が好きな方は、映像だけでも楽しめると思います。
AmazonPrime会員なら無料で見られるので、気になった方はぜひ見てみてください。
以上、映画『マイ・インターン』を見て、「男女の友情が成立するには」でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
![](https://assets.st-note.com/img/1702987154859-NJhv0sogml.png)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?