男女の友情はありえるのか問題。映画『マイ・インターン』を見た感想
たまに耳にする論争、「男と女の友情は成立するのか?」
あなたはどう思いますか?
僕は「成立しない派」です。
というのも僕自身、男女の友情が成立した経験がないからです。
そもそも、男同士でも2〜3人くらいにしか、「友情」を感じたことがありません。
「どこからが友情か?」も、人によって物差しが違いそうです。
僕は友情を「親友レベルでしか感じられないもの」と、ハードルを上げてしまっているのかも。
ところが最近、「やっぱ男女の友情って、あり得るかも」と、思いました。
きっかけは映画『マイ・インターン』を見てからです。
僕は、友情を育む以前の段階で、心の扉を閉ざしていたことに気づきました。
そこで今回は、映画『マイ・インターン』を見て、「男女の友情が成立するには」について気づいたことを、感想とともにお伝えします。
世代が離れているから友情が成立した?
この映画を見た当初は、「世代が離れているからこそ、友情が成立するのか」と感じました。
物語では、
・70歳のシニア男性社員:ベン(主人公)
・30歳前後の女性社長:ジュールズ
の友情が描かれています。
「もし、歳の差が20歳以内なら、友情ではなく恋愛感情になっていたのでは?」と、僕は思ったのです。
しかし、これは思い違い。
他の登場人物とのやり取りをみて、「友情が成立する前提条件」に気づきました。
友情が成立する前提条件
この映画の登場人物は、お互いが相手のライフスタイルを認め合いまくっています。
認めていなければ、そもそも友情は芽生えません。
そして、認めるためには相手に興味を持ち、知ることが必要です。
・世代による文化
・性別
・仕事への想い
・趣味
・家族との関わり方
これらに違いがあるからといって、最初からシャッターを閉めていたら、友情は生まれないはずです。
この映画でも、70歳の主人公がシニアインターンで入ったのは、若者ばかりのファッション通販会社。
しかし、主人公は若者たちの文化を、否定することはありません。
まるで新しい趣味を持った友達が増えたかのように、それぞれと楽しんで馴染んでいきます。
若者たちの方も、主人公のことを老人扱いしていません。
また、主人公の生活習慣で良いと思ったことは取り入れていきます。
自分と違うからといって壁を作らないこと
男女の違いで線を引く以前に、自分とは違う文化や生活習慣に壁を作らないこと。
僕には友情よりも前の段階である「相手を認める」が、欠けていた。
さらに、そのもうひとつ前段階の「相手を知る」も、抜け落ちていた。
そんな気づきを得た映画でした。
映画『マイ・インターン』は2015年に公開された、アメリカのヒューマンドラマです。
主演はロバート・デ・ニーロ。
ニューヨークの女性向けファッション通販会社が舞台となっていて、映像がめちゃくちゃオシャレです。
洗練されすぎなオフィス!
外の建物や公園も、綺麗な光景がキラキラと、ほとばしっている。
おそらく洋服が好きな方は、映像だけでも楽しめると思います。
AmazonPrime会員なら無料で見られるので、気になった方はぜひ見てみてください。
以上、映画『マイ・インターン』を見て、「男女の友情が成立するには」でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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