「なぜ個性の時代なのか?シリコンバレーから見る日本と教育の最前線」~ふりかえり①~
教育とビジネス、なんだかいつも遠くにあるような気がします。
どこで繋がっているのか?
繋げてはいけないのか?
繋がないといけないのか?
いつも分かりにくく見えにくいポイントです。
さて、そんなことを考えるきっかけとなる表題のイベントを3月30日に行いました。
教員の皆様や民間企業の皆様に多数ご参加いただき、大盛況のセミナーとなりました。貴重な話をたくさん聞けたので、ふりかえりとしてまとめていきたいと思います。
1つの記事にしようと思いましたが、あまりにてんこ盛りだったので、今回はその①ということで…。
それでは、始めます!
・・・・・・・・・・・・・
冒頭に書いた教育とビジネスですが、私自身は
教育は「社会に出るための準備」
とは全く思っていません。
教育ってもっともっと深いところにある気がしています。
でも、じゃあ社会との接続を無視するのか、というとそれはまた別の話。
社会もみんなで豊かにしていきたいと思っています。
教師をずっとやってきて、”ビジネス”という観点で物事をみることがまったくありませんでした。
ビジネスのことを考え始めると、世の中すべてのものが「単価」で見えてきたり、「価値はどれくらいだろう?」とヤラシイ見方になってきたこともあります笑
自分が接するものによって、世界の見え方も変わりますね。きっとそのうちバランスが取れていくのだと思いますが。。
さて、それはさておき今回のセミナーで見えてきたこと、感じたことをまとめてみました!
そして私だけの言葉ではなかなか上手くまとめきれませんので、ご参加いただいた皆様の感想もたくさん紹介させていただこうと思います。
前半は次のように進みました。
はじめは山田理さんの経歴とご紹介から。
そこから最初のテーマは「個性」ということでお話しいただきました。
全ては書ききれないので、要素としてあげていこうと思います。
・お金は我慢して働くことという誤解。
・BI(ビフォーインターネット)からAI(アフターインターネット)へ
インフラの大きな変化により、情報が民主化された。
・昔は情報が集約できる仕組みが必要だったが、現在のインフラ上、会社の組織のような縦系列は必要なくなっている。しかし、昔の構造から変化していない。権威を失いたくない人たちがしがみついている。
・昔の就職は情報が少なく、本で情報を得てはがきで送る時代。分かりやすい情報で企業を選び、採用がなされるため、学歴や大企業が選ばれやすく、画一的な基準があった。しかし、AIの時代には、個人が個人と繋がれる時代でもはや世界の仕組みが変わっている。
・そうなると大事なことは違いになる。人と違い変わっていることが個性になり、価値になる。そして自分でSNS等を使って直接つながり、自分の価値を伝えることができる。
・100社に内定もらっても、結局1社しか選ばない。100社に選ばれる必要はなく、1社とマッチングすればオッケー。
・自分でどう生きたいかゴールを設定して、そのために必要なことを選んでいくのが大事。そういう経験を小さいころから積んでいくことをしてほしい。
・自分がやりたいことで、いかに人や社会の役に立つのか。価値を提供したら「ありがとう」と言われる。ビジネスとは、それにいくら払うのかという話なだけ。価値を提供している感覚からビジネスを始めるのが大事であり、その入りは「ありがとう」である。どうやってお金にするのかはビジネスモデルの話であり、その前にどう価値を提供するかが大事だということを忘れてはいけない。
・昔起業している人は、道から外れた人が多かった。大企業で雇われることがないから、自分で起業する。そして何度も挑戦し、失敗を重ねて成長している。そういう人たちの挑戦は、周りに失敗している人がいないから、失敗を買う人がでてきて、それが価値になる。失敗は痛みになるからこそ、痛みは成長につながるということが起きる。そして失敗が価値になる。
・みんな成功の姿をそもそも知らない。みんなが知っている成功って大谷翔平や孫さんなど。そんなところを目指す必要は全くなく、アベレージを勝手に引いてしまっている。
・自分の強みと弱みを知る。それを活かせる場所を知る。そして自分の売り方を知る。
実際は主催の私からの質問や参加者の皆様からのご意見などもはさみながら話が進んだので、この箇条書きには表しきれない思考の深まりがありました。
箇条書きじゃ伝わらない💦
そして伝えられるほどまだ理解できていない💦のが悔しいところです。
そして、まだまだ聞きたいことだらけでしたが、この辺からセミナーは次のテーマへと移ります💡
今回の記事はここまでにして、これに関連する参加者の皆様の声を一部ご紹介します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?