見出し画像

生産性のない1日こそ、最高の1日。

なんでわたしはこんなにメンタルが弱いんだ!と嫌気が差したときに衝動買いした本をようやく読んだ。そして一番刺さった言葉が、今回のnoteのタイトルであるこちら。

生産性のない1日こそ、最高の1日。

何かしなくちゃ、がんばらなくちゃ、みんなに比べて全然頑張れてない。そんな気持ちから開放してくれる言葉だと思った。アウトプットをするべし、自己表現をするべし、SNSを更新するべし、noteを書くべし。それができてない日は、休みながらも心にずっと引っかかっていて。そんな誰が決めたわけでもない縛り。自分では休んでいるつもりでも、その自責の気持ちが動いていたら全然休んだことにならないんだそうだ。

この本では、メンタルを強くする=しっかり休むこと、だった。心身に疲労が溜まっている状態だと、少しのことが2倍3倍にもなって感情を揺れ動かし、コントロールが効かなくなるらしい。

「完全に休む」ことが一番大事。


完全に休むって一体何か。とりあえず睡眠。それから「エネルギーを使わず、リラックスできて、リフレッシュできて、たのしいと思えることしかしない」こと。SNSチェックもしちゃだめだし、大人数もだめ。1人または気を遣わない人とだけでゆったり楽しめるものをやる。(旅行、山登り、飲み会とか刺激が強いものはしない)

はからずもこの本を読む前の一昨日・昨日でそんな2日間を過ごしてきて、この3連休はほんっとに体調も気持ちも楽だったから、「完全に休む」がどれほど大事か身に染みた。ちゃんと月に1回でも、おやすみDAYを作ろう。

それから気をつけたいなと思ったことは、日常生活を一生懸命過ごしているだけでもプチ鬱になりえるということ。引っ越しや結婚・転職・出産など生活が大きく変わるタイミングや、車を買った・家電を一式変えたなどの一見嬉しい変化も調子が悪くなってしまう原因になりうるらしい。

それから現代特有の「情報の洪水」。SNS疲れはもちろんのこと、検索しただけでたくさんの情報がでてきて選択肢が多くなってしまうからこそ、「選ぶ」という疲労が溜まるんだとか。(たしかにECサイトとか不動産サイトとか無限すぎる)

休むって意外と難しいし、仮にお仕事を休んで家にいても「〜やらなきゃ」「なんでできないんだ」っていう気持ちになっていたらそれは休んでいたことにはならなくて。完全に休む、を意識して休日を過ごせるようになりたいとおもう。そしてそんな1日を無駄だった、何もできなかった、なんて思う必要はどこにもなくて、むしろ最高の1日なんだ。






この記事が参加している募集

読書感想文

休日のすごし方

気持ちが嬉しいです!ゆるゆるスローライフを楽しんでいきましょう♡