見出し画像

最近のチャレンジ~野生動物と英語家庭教師の話~

愚痴や心配事も「チャレンジ」だと思うと割と、ははん?みたいなノリで鼻先で笑う…というか気持ちがズズンと落ちるのを防げる気がします。基本ポジティブです!

さて、やたら最近更新するな、平日に…とお思いの方、当たり!私は暇なのです!私は自主隔離中。

彼がコロナになり、濃厚接触者となってしまいました。彼の症状は主にひどい咳。咳をしているから喉の痛みで食事もままならないと思いきや、普通にご飯と角煮とか食べているらしい。不思議。咳は今日になって治まって来たらしいので、そろそろ落ち着いたのかな、大変だったね、とちょっと安心している。

私は、というと陽性の知らせを聞いた直後に(そういえば、なんか喉が痛いような…)と思ったりして、病は気から、とは本当だな、と思いました。

週の初めからお家生活なのですが、起き抜けに身体が痛かったり、今朝も喉が焼かれるような違和感があったりするのですが(でもイビキをかくからそれかな疑惑)食欲もあり、簡易テストで陰性も続き、個人的には大丈夫だった!感。占いとかも悪い所はあんま見ないようにするタイプ。そう、現実逃避。

昨晩、ゴミを出すのに外に出たら、ウサギに遭遇した。トロントだとうさぎって実はそんなにレアでもないのだが、やっぱりいつ見ても「うさぎぃ!」と興奮してしまう。

野生動物レア度でいうと、日本の鳩くらいいるのがリス。りすはどこにでもいる。ちなみに台湾でも、リスはどこにでもいるので「りすの写真撮っているのは観光客」というのがあると聞いた。もしかしたらトロントで聞いたのかもだけれど。トロントでも全くみんなそんな感じで、リスの写真を撮る人を見つめがち。

トロントのシンボルとも言えるのが、raccoon。ラクーン。あらいぐま。この子たちはゴミ箱を漁るとされていて、もうね、本当一回住みつかれると大変。前にシェアハウスの煙突部分に住みつき、屋上テラスが夏中使えず、私からの大ブーイングを浴びた彼ら。彼ら、というのは家族だったから。赤ちゃん達がじゃれ合っている姿は可愛かった…いや可愛いんだよ?可愛いけど…ね…個人的にはリスの次くらいにいると思います。

多分うさぎがいる、と言ったら辺で読者の方は、え…すごい田舎…?と思われているかと思うけれど、すごい田舎だと私は思う。横浜で生まれ育った私は、来加当時「え、ダウンタウンが狭い、どうしよう」と思った。多分、日本のそんなに有名じゃない、観光地でもない地方都市くらいのイメージだと思う、トロントの田舎具合。

あとはスカンク。たまーに。黒と白で結構目立つ。あとコヨーテ。犬を連れている人は犬が襲われやすいから注意しなきゃいけないが、森に行くと割といる。あとキツネ。個人的には大好き。きつね。かわいい。毛並みも美しいし立ち姿も美しいのでうっとりしちゃう。レア。

あとはビーバー。トロントで見かけたのは、

この公園の水辺で一回だけ。でも国内のニュースだと、ワイヤーをビーバーがかじって…みたいなのをたまに聞く。あと鳥も多い。

ま、そんな感じでうさぎに遭遇した私は「これは運気が上がっているのでは!!!」と勝手に自分ラッキー仮説を立てて喜んだ。

ラッキーと言えば、皆さんはご自身のことを「ラッキーだな」と思っていますか?割とラッキーな事が自分の身に起こる、みたいな。

昔、知人が「配偶者の出身国では、黒猫を見たら一歩進んで三歩下がるみたいな事を行なわなきゃならなくて、ただの迷信なのだけれど、時間が掛かるからという理由で、今では俺もあまり出会いたくない」と話していて面白かった。日本でも黒猫は不吉なのってあるようで、こないだ聞いたのは、黒猫に横切られてはいけないから、横切られる前に引き返したり、先を行くとかいう話。ヘー。私は黒猫は珍しいからラッキーシンボルだと小さい頃から思っていました。当地でも、そもそも野良猫がいないから、歩いている黒猫をたまに見かけると「ねこ!」と思います。

***

最近のチャレンジ、と言うと、英語の家庭教師にお世話になる事にした。え?英語圏にいるのに?と思われるかもしれないが、更なるスキルアップとして。彼女は「日本で勉強して来た10年以上と当地に来てからの7年の癖は大きく、間違って喋って来た数々の単語や癖を直すのはちょっとやそっとの事では改善しない」と言っていて、なるほどなぁ、と思った。

彼女に指摘されて色々面白かったのは、例えばthinkという単語。私はthinkを言えているらしいのだが、たまにsinkになる時があるとの事。なんでかは分からない。多分、気を抜いた時だろうか。

あとは、文末のedやsが抜けがち。話している分には気付かない事かもしれないし、小さなミスなので気にならない人もいるかもしれないが、との事。そして、この話の最中に、この「気付かない事も」という危うさについても詳しく教えてくれた。人は相手の話す内容を脳で補完しながら聞いている、また、予測を立てて聞いているから、文末がどうだ、っていうのは大して注意深く聞いていない、ということ。面白い。

また、同じような理由では、同じ友達や同僚ばかりと話していると、話し方の癖など理解して「多分こう言いたかったんだろうな」と相手が気を遣ってくれるのもあるらしい。また、いつものメンバーだと、多くを語らなくなるし、私は子どもと接する事が多いからか、読書量などインプットが少ないのか、語彙力が弱いのも指摘された。

それから一番「へー」と思ったのは、喋るスピードが速すぎる、という事だった。ノリで生きて来た弊害だろうか。この喋るスピードについては、思い当たる節はあり、例えば、来たばかりの頃は喋れない自分にフラストレーションを覚えたりして、会話の中に入って行けない、行けても相づちを打つので精一杯、自分の意見を言ったり、自分の話をする事への壁があった。それが徐々に、その壁が徐々に低くなっていったというか、会話に切り込むにはスピードが必要だった。隙を縫ってエイ!みたいな。テンポよく話さないと感。

あと、未だに、例えば、英語を自由に扱える人達グループのチャットなんかでは速さが違う。普段のグループチャットだと句読点とか無しのいわゆるスラングにまみれたインターネット用語も多いのだが、それでもやっぱりスピード感が肝だと思う。

あと、彼とチャット上で喧嘩していても私が一つの事を打っている最中に彼に3,4個ポンポンポーンとメッセージを飛ばされる事もよくある。

あと、なんか文を読んでいて2倍の時間も掛かるしね。

そんなこんなで文法なんかよりスピード命の、私のノリで生きた証拠な英語スキルが出来上がった気がする。これを、社会人としての落ち着いた英語に変えて行く作業。てか日本語でもこんな調子で落ち着いてないのに落ち着くことなんて出来るのかしら。乞うご期待!

この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?