自分の呼び名は自分で決める
「カナダ人俳優のエリオット・ペイジがトランスジェンダーであることを公表した」
今朝、このニュースをSNSで見た。
彼を知ってたので、ほう、と思い、朝の支度を終え、授業に出席。授業では先生が「彼の言葉に勇気付けられる人も多いだろう」と呟いた。
オスカー賞ノミネート、映画「Juno」などで有名な俳優なのでご存じの方も多いだろう。とても強いメッセージだったので是非。
このツイートに、カナダ首相もこう応えている。
そして昼頃、私のCBC Newsアプリが、ブレイキングニュースを知らせたのでケータイを覗いてみると
Canadian actor Elliot Page shares he is transgender
と、教えてくれた。
https://www.cbc.ca/news/canada/nova-scotia/n-s-actor-elliot-page-shares-he-is-transgender-1.5823631
さて、このニュースの報道一つにとっても、言葉の扱い方がとても勉強になる。「エリオット」は「彼が」トランスジェンダーだ、とシェアした、とある。
Netflixなどの主要サイトは、情報をもう既にアップデートしているそうだ。こちらを書くためにWikipediaを開いたが、英語版は更新済だった。
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冒頭のレター中にある、この「he/they」という表現が聞き慣れない方も多いことかと思う。
私もこの秋に、とある方とメールを交わしていて初めてこの表現を知った一人だ。その時は、メールの署名の後にかっこ書きで(she/her)と記してあった。
詳しい解説についてはこちらのサイトが分かりやすかったので、ぜひご覧ください。
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先日、日本の国勢調査の際に、トランスジェンダーの方が性別欄について言及していた事を思い出す。解答用紙には「男/女」しかないのですよね。
実は2年程前に、日本に一時帰国した際、コンビニでwifiをお借りしたことがあった。日本語でログインしようとすると「男/女」のどちらかを選択しなければならず、また住所等も入力必須であった。
しかし、英語でログインしようとすると、あ~らびっくり。選択肢は10個程あり「答えたくない」もあった。
こんな所が、変わって欲しいな、と願う所の一つである。
当地で性別を聞かれることってまあ、滅多にないが、アンケートなんかでは複数の回答オプションがある。
そして、パスポートもXのジェンダーが選べるようになっている。
仕事の履歴書も、個人情報は名前と電話番号とe-mailアドレスだけで良い。面接についてもこちら、な感じ。
ちょっと話が逸れましたが、今日はカナダで見聞きしたこちらのニュースについてシェアしたいな、と思いました。
読んでくださりありがとうございました。
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