麺が好き!!おすすめヌードル大紹介(台湾愛強め)

「海外に住んでると米が恋しくならない?」と心配される事も多いが、夕食は大抵、ご飯を炊く。でも、そもそも私…パン派なんです…パンラブ。朝、白飯を頂くとなんとなく胃が重いという…完璧にこれは「朝はパン♪」の母の影響なんですけど。

そして最近、実はパンより麺が好きだと気付いてしまった。麺…魅惑の炭水化物…

あと、noteを始めて気付いたのが「私、食べる事好きだったんだ」という事実。食べ物の写真がトップ画像にあるとついついクリックしてしまう。料理がとっておき好き、という訳ではないのだが、美味しいものが好き、食べる専門。

今回は、そんな食いしん坊の麺好きが、オススメの麺をご紹介。勿論、みなさまがご存じの麺が多いと思うけど…安心してください!とっておきの台湾のインスタントヌードルまで網羅致します!!

うどん

え、いきなりド☆王道なうどん。でも、蕎麦屋に行ってもついついうどんを頼みたくなってしまう位のうどん好き。香川にうどんを食べに2回も旅した位のうどん好き。

うどん県とも呼ばれる香川県。夢の国です。横浜に住んでいたのでアクセスはちょっと不便なんですけど、そんなのふっとぶ、うどんの美味さ。

うどん県に行ったら、とりあえず毎日うどん。寝ても覚めてもうどん。ちなみに私が忘れられないうどんが「卵の天ぷら&うどん」入り口で天ぷらが揚げられ、もう目でも美味しい。卵の天ぷらって、なんかもう神秘的すぎじゃありませんか?相容れぬ二つの出会い。

竹輪の磯部揚げも大好き。給食で食べてからの大ファン。磯辺揚げってなんであんなに美味しいんだろう。

ちなみにその他の観光として、栗林公園で朝がゆを頂いて散策アートの島である直島、ちょっと足を延ばして、絶景!!の、しまなみ海道でサイクリング、ほ~ら「いつか行きたい場所」に追加したくな~る。私も今…飛んでいきたい…

皿うどん

ずっと忘れていたんです…この子のこと…子どもの頃からお昼ご飯と言えば、炒飯、焼きそば、皿うどんのどれかがうちのスタンダード。

久しぶりに出会えたのは、こちらの箱で送られて来たから。でも、トロント市内のアジアンスーパーでも、黄色のパッケージ見かけたことあります。今回手にしたのは海鮮風という水色のパッケージ。初めて見た!

先日、パートナーと二人(オンライン授業の為に引きこもり中)でお昼に頂きました。唸る私の横で、皿うどん初体験の彼。「美味しいんだけど、パリパリとドロッとの一体感がまだ慣れない…」と戸惑っていました。中華、と見せかけ?長崎生まれなんですよね~。

タンメン

タンメンってみんな食べてると思いきや、関東圏の食べ物だと知ったのは大人になってから。実家は、ラーメンを外のレストランで食べる習慣が何故だか無くて、大体何日かに掛けて鶏ガラを取って、自家製スープの贅沢なラーメンを食べて育った。麺は3食入りのマルちゃん生ラーメンで、そのシリーズに「タンメン」があり、他の醤油や味噌ラーメンを差し置いて私のナンバーワンであった。

タンメンはまず野菜やお肉を炒めてから、スープでさっと煮込んで⇨茹でた麺にドサリと載せて頂く。スープは鶏ガラ塩味。麺はやや太いと思う。あぁ食べたい…白コショウをひねって召し上がれ。さっぱりしているけれど、具材を炒めているからガッツリ感もある。

この三食入りタンメン、当地のコリアンスーパーで再会してから冬にたまに買っている。ある日、友人と学校帰りに寄って「これめちゃくちゃ美味しいんだよ」と勧めた。彼は南米出身だが、ラーメンが好きで「買う買う」と日本価格の約2倍の超高級タンメンをお買い上げ。後日「こないだのヌードル、食べたんだけど、なんか…」と言って来た。なんと!私は作り方を説明していなかったのだ。パッケージは日本語表記のみで、彼はなんとなくパッケージの写真のようになるように作ったようだ。(電話してくれ)「麺とスープは別茹で」と伝えるのを忘れ、麺を茹でた鍋に野菜やスープの素を全部まとめて調理したらしい。美味しくなかっただろうな…無念。

寒くなって来たのでそろそろ買いたい。

ほうとう

こちらも地域限定味、山梨県の郷土料理。母方の祖母が東京の西の方に住んでいたので、冬になると私のリクエストでちょっとドライブをしてみんなで食べに行った思い出。

基本的には小麦粉を練りざっくりと切った太くて短い麺を、カボチャなど野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込み、熱いうちに提供される料理の一種である(麺料理には限らない)ーWikipediaより抜粋

え!麺のことを指すんだと思ってたけど…

とにかく、うちで作る時はカボチャ、大根、里芋、じゃがいも、人参、葱、きのこ、葉物野菜などな~んでも入れる。豚汁の豪華版とも言えるかもしれない。グツグツ大きなお鍋で煮込んで食べるんだけど、実は翌日のが美味しかったりする。ああ、食べきりたいけど食べきったら勿体ない、その葛藤!!かれこれ5年位食べていないかもしれない…食べたい…これからの季節に最高です…

ぺらぺらうどん

このおうどんとの出会いは確か、デパートの物産展だったと思う。母と出掛けた時に見つけ「面白いね。買ってみようか」と軽~い気持ちでお招きしてから、我が家の定番商品となった。

柚子の生産地として知られる奥武蔵の玄関口「毛呂山町」で生まれた、ぺらぺらうどん。幅広で薄く、文字通り「ぺらぺら」でつるっとした食感。いくらでも食べられます。下茹で要らず&調理時間が5分ほどと短いのも素敵。

画像1

(柚子の郷製麺おたか本店 公式サイトより拝借)

我が家ではお鍋の〆として、その時の鍋の味付けに応じて「柚子味」か「オリジナル」をサッと煮込んでいた頂いていた。柚子味が本当に繊細な香りと味で最高である。今、オフィシャルサイトを見た所「よもぎ味」が販売されているではないか!よもぎ味…気になる!!!

近年では大人気なようで、近所のスーパーで目にすることも増えたので是非お手に取ってお試しいただきたいです。

刀削麺(とうしょうめん、とうさくめん、ダオシャオミエン)

こちら、中華人民共和国の山西省発祥の麺。私は、名前だけ知っていてずっと「なんて読むんだろう…」と思っていました。台湾出身のパートナーとお付き合いを始め、中華を頻繁に食べるようになり「こんな美味しい麺を私はなんで試さなかったんだろう!ばかもん!!」と反省した。

小麦粉を水で練った生地の塊を板に乗せ、片手に生地、片手にくの字型に曲がった特殊な包丁を持って湯の沸いた鍋の前に立ち、生地を細長く鍋の中に削ぎ落としてゆでる。麺の独特な製法から全体は柳の葉の形になり、また断面は三角形になって独特の食感を生み出す。ーWikipediaから抜粋

食べ放題のレストランに行くと、ロボットが麺を削いでいたりもするので面白い。うちで食べる時は生麺or乾麺。どちらも美味しい。我が家のいつもの食べ方は、豚を甘じょっぱく煮込んだものをタレと絡めて頂く。これ、私も作り方を知っているが、パートナーの父が作ると美味しさが桁違い…どうして?七不思議…ゆで卵と豆腐、昆布を入れたりもする。

いつも沢山作って、動画の様に次の日はご飯に掛けたりも。こちらのアカウントは分かりやすくて、一人で台湾料理を作る時はいつも参考にしている。

台湾料理は氷砂糖を使うのがポイントらしく、うちにも常備してある。ちなみにこの蒸し魚のお料理も絶品…お料理好きな方は是非。

麺線

こちらも台湾からエントリー。いや、台湾の麺の中で私的に優勝!!台湾は牛肉麺という、もっと大々的に押し出している名物麺があるんですけど、牛肉をあまり消化出来ない体質を持つ私は、台湾では一回頂いたのみ。麺線はもっとスナック感覚。

実は、私、台湾が好き過ぎて1年のうちに3回旅した事もある。移民の書類の為にパスポートのコピーが必要で、台湾のスタンプの多さを目の当たりにしたパートナーに「え…台湾で結婚してた…?」と若干引かれました。いえ、未婚です。

そんな私が愛してやまない、麺線。滞在中、何度もお店を訪れます。鰹ベースのとろんとしたスープに入ったそうめん。パクチーやニンニク、酢や唐辛子はトッピングで。お気に入りのお店はホルモンが煮込まれていて、NOスパイシー&パクチーたっぷりでオーダーします。私はてっきりホルモンが決め手と思っていたら、牡蠣が定番だそう。え…定番、食べたことない…

それから、麺好きとして、台南発祥の「擔仔麵(担仔麺)」という麺を試してみたくてしょうがありません。

美味しいんだろうなぁ~ふぁ~

台湾のインスタントヌードルがヤバい

んです!そうなんです!!え?インスタント…なんでまた…とお思いです?ふふふ。騙されたと思ってちょっと見てってください。レベルの高さは、インスタントの概念を覆します。

曾拌麵 Tseng noodles

上でご紹介した刀削麺のような、汁無し麺でモチモチさとソースの本格的風味が…もう…初めて食べた時、度肝を抜かれました。

辛いのが苦手なので、いくつかに分かれたパッケージのラー油はいつも使わない(邪道!)なのですが、それでも美味しいのなんのって。何故だか、辛い味以外は細麺なので、あのモチモチ感は味わえないんですが他のお味も最高です。ちなみにビーフンタイプもあり、なかでもラクサ味は絶品でした。(ラクサって美味しいですよね…マレーシアでもシンガポールでも辛いの苦手なくせにモリモリ食べました)

多分私の一番のお気に入りは、胡麻醬香(日本語だとプレミアム胡麻味…らしい)でも、他のも美味しいの…エシャロット味とか…

老媽拌麵(ラオマ・バンメン)

こちらもとっても本格的。昔、台湾に住むパートナーの母から小包が届き、この麺が入っていてお裾分けにあずかりました。味は本格四川風味、担々麺。そしてその、口の中で奥深さが爆発する感に驚き桃の木山椒の木。花胡椒だけにね。

ちなみに今、このオフィシャルサイトを見て、老媽拌麵=「お母さんのまぜ麺」だという事を知る。え…私がほぼ全部食べたよ?そんな奥深いメッセージ付きなの、先に教えといてくれ…息子よ…(いや、自分、中国語学べ♡)

サイトにあるエビ味、気になるな…

こちらご紹介した二商品、お値段はちょっとプレミアムインスタントヌードル価格。カナダで買うと目が飛び出しそうになりますが、美味しくてやめられません。私は曾さん押し。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。何かお眼鏡に適うものがあった事を祈ります。お腹空きました?いいんです!食欲の秋ですものね!

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