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病気さん、優しかったよ

原因不明の体調不良で寝たきり状態を経験した私です。

1番体がつらかった時期は

病気は地獄だと思っていました。


体が苦しくてしんどいだけじゃなく

この先どうなってしまうのか

怖くて怖くて

とにかく地獄。


まるで不運にも病気と

出会ってしまったばかりに

地獄に落ちてしまったように

感じてしまうのだけど


回復した今

そうじゃなかったことを

知りました。


私が地獄に入り込んでしまったから

病気さんが来てくれた。

ヒーローみたいに。


かっこいい!


病気したときに気付いたこと。

私にとっての課題は

恐怖

でした。


子供の頃からいつも

恐怖に怯えていて

生きること=恐怖を回避すること

状態でした。


小さな頃からせっせと積み上げた

恐怖の山はいつしか

大きくなりすぎて

管理しきれなくなってしまった様子。


いよいよ自分の作り上げた

恐怖の山に押しつぶされそうに

なったとき、

病気さんがやってきて

恐怖の山を壊してくれました。

崩れた恐怖は雪崩のように

私に押し寄せてきます。


「病気のせいで大嫌いな恐怖が押し寄せてきた!」


勘違いした私は大パニック。


ほんとうは恐怖を集めたのは私。

恐怖を直視できずに片づけられなかったのは私。


病気さんは

私が作り上げた恐怖の山を崩して

散らばった恐怖を片づけ終わるまで

寄り添ってくれました。


最後のお片づけは

自分でやらなくちゃね。




病気さん、ありがとう。


大好き!





今、病気を克服できたという

気持ちと共に沸いてきたのは

病気に対する愛おしい感情です。


恐怖を克服する

という課題を教えてくれただけでなく

なぜ、恐怖に脅え続けたのか

ということも教えてくれました。


私は「恐怖」がテーマだったのですが

何かしら「負の感情」を生み出し続ける

環境が病気を引き起こし、

「負の感情」を生み出し続けてしまう

自分を変えるきっかけをくれたのも

病気だと今は捉えています。




病気でしんどいときって

ほんとにほんとに

シャレにならない辛さですよね。

私は「克服できた!」といえるまでに

約1年半かかりましたが

たくさん回り道をしたので

もっと早く改善できるとも思います。


弱り切っていたはずの中

「絶対自分で自分を助けるぞ!!」

という強い気持ちがどこかにあったから

回復できたのかなとも思います。


不毛な環境に弱り切っていただけで

生きたい意欲はしっかりあったんだと思います。

きっとやりたいことがあるんでしょうね!


ここまで読んでくださって

ありがとうございました。

皆様のサポートとても励みになります!ありがとうございます❤ たくさんの人がより幸せになれるよう発信を続けていきたいと思います✨