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『わかりやすいプレゼンを準備する方法』社内プレゼンの資料作成術

みなさん、読み手にとってわかりやすいプレゼンとはご存知ですか?
本日は、伝え方ではなくスライド構成に寄せた内容を紹介します。

「プレゼンの実施のテクニックよりも準備の仕方を知りたい」
「わかりやすいスライドを作成したい」
そんな方は一度ご覧ください。

本日、参考にした書籍はこちら
『社内プレゼンの資料作成術』 

著者の前田 鎌利さんは、ソフトバンクのトップである孫さんから何度も1発でOKを勝ち取った魅力的なプレゼンを行うことで有名です。
そんな、ソフトバンクのトップが1発でOKを出したスライド作りのテクニックが敷き詰められているのが本書です。

本日のテーマ

そんなわけで、
本日は、「わかりやすいプレゼンを準備する方法」というテーマで記載します。
読むとあなたは、
スライドの構成や配置など基本的なスキルを知ることができ、
わかりやすい!と周りから評価されるでしょう

では、さっそく本書の結論ですが、

「スライドはシンプルでありロジカルでなげればならない」

上記の結論へ至る重要なことがシンプルロジカルです。

順に確認します。

シンプル


まずは、シンプルからです。
シンプルであるためには以下の3つがキーワードです。

① スライドの文字は3色まで
② マジックナンバー
③ ワンプレゼン=ワンテーマ

①スライドの文字は3色まで

まずは、色の使い方についてです。
あなたのこれまで作ったスライドはカラフルだったりしませんか?

まずは、文字に色をつける際の基本を確認します。
カラーを使用する理由は、

重要なメッセージを際立たせるため

決裁者に何が重要かを注意喚起する。このようなイメージが適切となります。
つまり、資料をカラフルにすることに意味があるわけではなく、伝えたいメッセージを強調することに意味があります。

②マジックナンバー

皆さん、マジックナンバーとはご存知ですか?
人間が瞬間的に記憶できるのは、「7±2」桁以下の数字です。この「7±2」桁の数字をマジックナンバーと言います。
例えば、
「070349530246」と並んだ数字を瞬間的に暗記できますか?
11桁となると人間は瞬間的に暗記ができなくなります。
しかし、「070-3495-0246」だったらどうでしょう。
3桁,4桁,4桁と区切ることによってより瞬間的に記憶に残すことができます。

では、どのようにマジックナンバーをプレゼン資料へ追加するのか?
まずは、スライドへ記載する文字数です。9文字を上限にすることにより聴き手は、瞬間的にメッセージを把握することができます。

スライドだけではなく、プレゼン内容全てを瞬間的に聴き手へ理解させることもマジックナンバーで可能です。
それが、スライド数です。
スライド数を9枚以下にすることが、瞬間的にプレゼン全体で伝えたいことを伝えることができます。

本書では、構成はこのようなイメージと述べられています。

*本書より引用

③ワンプレゼン=ワンテーマ

そして、最も重要なことが「ワンプレゼン=ワンテーマ」が基本です。
例えば、サッカーを上達する方法をプレゼンする場合
「シュート、ドリブル、パス、フォーメーション」と多岐に渡りますよね?
あまりにも、伝える必要のある情報が
どんなに、頑張っても9枚で納めることは難しいですよね?
もし、シュートだけの上達を目指すプレゼンするとどうでしょうか? 
9枚でまとめることが可能です。
プレゼンで大事なことは、一度に全てを伝えるわけではなく、ステップに分けて一歩づつ「陣地」を広げていくことです。

ロジカル

続いて、ロジカルです。
ロジカルであるためには以下の3つがキーワードです。

①スライドの論理展開
②スライド1枚に「結論」と「根拠」を挿入
③本編から落とした要素は補足へ組み込む

①スライドの論理展開

プレゼンはわかりやくある必要があることは既にみなさまご存知ですよね?
では、わかりやすいプレゼンとはどのようなものでしょうか?
正解は、論理展開があるものを指します。
つまり、現状の課題から、原因、解決策、効果と進むストーリー展開が論理展開があるストーリーであり、わかりやすいプレゼンとなります。

② スライド1枚に「結論」と「根拠」を挿入

ロジカルなプレゼンを作る上では、スライド1枚1枚で根拠となる数値やグラフそして、そこから言えること(結論)を1枚のスライドで表します。
プレゼンの全体が、スライド1枚1枚の根拠と結論で支えられている状態が最も望ましく、ロジカルであると本書では言われてます。

以下のようなイメージです。

*本書より引用

③ 本編から落とした要素は補足へ組み込む

そして、本当に重要なことだけを紹介するプレゼンを作れば、削ぎ落としたものってきっとありますよね?
そんな、削ぎ落としたものは補足として、別紙で準備しておきます。
例えば、作成したプレゼンに記載されていない質問も別紙で準備しておけば、安心して対応することが可能です

まとめ

結論としては、

「スライドはシンプルでありロジカルでなげればならない」

つまり、
スライドはシンプルでありロジカルであれば誰にでも伝えたいメッセージを届けることができます。

本書では、おすすめのフォントサイズやスライドの比率、アニメーションによるロジックの強化の方法など、このnoteには書ききれないさまざまなテクニックが記載しれています。

ぜひ、一度手に取ってご覧ください。
おすすめは、下記のURLから試し読みができるのでおすすめです♪

では、
このnoteで学びになったことをぜひコメントいただけると幸いです🌱





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