ミニマリスト女性のスキンケアに物申す②クレンジング編
石鹸で落ちる化粧品なんかこの世に存在しない
前回からのシリーズ続きです。ミニマリストの方のブログやYouTubeを見ると「クレンジングをやめて、洗顔で落ちる化粧品しか使わないようにしています」という人が多いです。先に断言しておきますが、洗顔で落ちる化粧品なんてものはありません。なぜなら、基本的に市販品のメイクアップ用品は保存料を入れていないと販売出来ないからです。
どんなに薄化粧しているか必要ないと思っていても、どんなにオーガニックなものだろうが、保存料が入っている以上はクレンジングを使わないと落ちません。目で見て落ちた!と思っていても保存料として使われている界面活性剤は落としきれていないのです。
最初のうちは「日焼け止めしか塗ってないし、洗顔だけでいっか〜」と、クレンジングを省いてしまっていたのですが、肌がゴワゴワしてかゆくなってしまいエステティシャンの方に相談したら「クレンジングは使っていますか?日焼け止めは洗顔だけでは中々落ちないんですよ。」と言われてクレンジングを使ってみたら……ゴワゴワしなかったんです。
「うわ……すみません……わたしが教えを守らなかったせいです……」
って、凹みました。エステティックサロンのスペシャリストの教えは絶対でした。
色んな化粧品を使って肌を荒らしてしまって、通常よりも弱くなっていたから過剰に落としきていない日焼け止めに反応してしまったんだなと思います。
そしてこの落としきれなかった日焼け止め、メイクの界面活性剤が肌に蓄積されると様々な肌トラブルを起こしてしまいます。
もちろん、クレンジングにも界面活性剤は含まれています(洗顔料にも)。ただ含まれているからダメだということではなく、肌にどのように作用するのか考慮されているかどうかが重要になります。
現在、私が使用しているエステティックのクレンジングはフルメイクでも落とせるものですが、あんまりフルメイクしないのでもっと洗浄力が弱いものに切り替えようかなと考えています。メイク用品には落としやすいか気にしている方は多いですが、クレンジングの洗浄力について考えて選んでいる方は少ないのではないでしょうか。
じゃあクレンジングを使えばいいのか、と言われると見極めが難しくなってきますが……これはクレンジング以外でも使える鉄則なのですが、
便利なものには界面活性剤がたくさん含まれているのでそういったものは選択肢から極力排除することをおすすめします。
洗顔は肌の古い角質を落とすもの、クレンジングはメイク(日焼け止めも含む)を落とすものと役割が違うので、洗顔と一緒になってるやつだなんて……良くないのです。お風呂で使えるもの、ウォータープルーフのマスカラが落ちるクレンジング、使うと保湿効果、美肌効果があるもの、一瞬で落ちるものなど……洗浄力高いので注意してください。
繰り返しになりますが、クレンジングはあくまでもメイクの汚れを落とすものです。保湿したり美肌にさせるのは化粧水や美容液の役割です。クレンジングに更にプラス、プラスさせていくとその分肌への影響が上がります。
とにかく声を大きくして言いたいのはクレンジングは化粧する以上は必要不可欠、ということです。にも関わらず、ダブル洗顔は肌に悪い!とされ、クレンジングは除け者扱いされています。洗顔の話でも同じなのですが、顔を洗うという行動自体は肌に悪くないのです。健康的な肌を維持するためには洗顔とクレンジングの質を上げることが大事です。
あ!あと大事なことを書くのを忘れていました。ホホバオイルみたいな植物油をクレンジングとして使っている方もミニマリスト女性に限らず多いですが……残念ながら落ちないです。落ちないどころか、むしろ……。これは日焼け止めの回でお話します。
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