フリーランス初日は奇妙な感じ【2020年6月29日】

2020年6月26日(金)が前職の最終出勤日となり、土日を挟んで、6月29日(月)を迎える。実質、フリーランス初日といってよいだが、やはりどうにも落ち着かない。新卒以来、18年間続けてきた生活が変わるのだから、当然と言えば当然だろう。

この日はアポイントメントが一件、株式会社WORDSの竹村さんの事務所へ。先日、ラジオで『君の歳にあの偉人は何を語ったのか』が取り上げられたことから「絶版はもったいないね」ということになり、久方ぶりに会うことになったのだ。

とりあえずは、その予定をめがけて、午前中はデスクワーク。S社から刊行される、過去の作品が文庫化されるので、改めて校正を行い、適宜、加筆修正を行ったのである。特に、信長の項は、比叡山の大虐殺のところを変える必要があった。新たな調査でまた判明することも出て来るからだ。それにしても、暴君12人を取り上げた本書は、エピソードはどれも凄惨で、校正していると憂鬱になってくるほど。

図書館にいくも休館。11時30分になると、次女の幼稚園バスのピックアップへ。そのまま昼は、コロナ対策で支給された食事券をもって、近所の店に行ったが、ここも何と定休日。妻が帰宅して、チャーハンなどを作ってくれた。

14時には家を出て最寄りの駅まで歩く。バスが早いが、少しでも出費を抑えたいという貧乏根性からである。乃木坂にあるWORDSの事務所はキレイで、竹村さんからは高級なボールペンを独立祝いとしてもらう。『君の歳にあの偉人は何を語ったのか』について話して、16時30分前に事務所を出る。柿内さんにもようやくお会いできた。どしっとした風格を感じた。

渋谷まで30分ほど歩いて、そこから電車で帰宅。平日の夕食をみなで囲むのは、なんだか変な感じである。夜は、S社の原稿ともう一つ、G社のコラムを戻すために宅急便をコンビニで出す。その後、文庫版のあとがきをせっせと書いて送信。1時過ぎくらいに寝る。


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