〖作詞〗『"ありのまま"』

『"ありのまま"』
作詞 : S0U

隣の芝は青いって 本当に本当に そのとおり
才能 美貌 お金 権力
僕は １つも 持ってない
布団くるまり 遮断して 諦めだけの 人生だ

たくさん 持ってる人々は
"ありのまま"だと 思ってた
生まれた場所で 死ぬまで決まると 思ってた

氷が溶けた ジュースの上の 澄んだ液
持ってる人の 人生は 薄いものだと 指さした
ブドウを得れない キツネのように
笑われ言葉を 笑顔で吐いて

隣の芝は青いって そりゃそうだって 気がついた
水やり 肥料 簡素な手入れ
僕は １つも やってない
見ないふりした 枯れた草
蒔かずに持ってる 花の種

たくさん 持ってる人々は
「"ありのまま"です。」 繕って
枯れた庭 苦しみ傷付き 耕して
花咲くよう 自分の命を 水にして

氷が溶けた ジュースの下の 黒い液
底に沈んだ 液体は 色んな味が 混じってて
甘いと決めつけ 飲んだ僕は
あまりの辛さに 思わず吐いた

人の"ありのまま"に
実はそんなに 価値はない
"ありのまま"に 価値がある
そんな人は 色んな鏡で 自分を見たんだ
そむけずに そらさずに

過去の自分を 現在の自分を 改めて
見るのは ひどく ひどく 苦しいよ
涙が出るよ 悔しいよ

だけど 今の方が 笑えるよ
"ありのまま" 価値あると 思ってた
過去よりも

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