見出し画像

迷ったらやる。3か月のスクール受講で学んだこと。

私は9月から旅を仕事の1つにするトラベルクリエイター養成コース、POOLO JOB(ポーロジョブ)を受講しています。12/20でコースが終了するにあたり、この3か月で学んだことをお伝えします。

以下のいずれかに当てはまる方は参考になることがあると思いますので、読んでいただけると嬉しいです。

・旅を仕事にしてみたい人
・やってみたいことがあるけど踏み出せない人
・やってみたいことはまだないけど現状を変えたい人

ちなみに学んだことを一言で言うと…

迷ったらやる!!

これに尽きます。


トラベルクリエイターとは?

そもそもトラベルクリエイターとは何かというと、旅先での経験を、ライティング・写真・SNSブランディング力などを駆使してコンテンツ化し、対価を得られる人のこと。

そのためにPOOLOJOBでは3か月間様々な課題が出ます。

・プロによる週1回の講義
・週に2本の記事執筆
・1日3回SNS投稿
・月1回プロによる記事添削
・最低月1回のチームミーティング
・その他自主的な活動多数

私は会社員をしながら週に20~25時間程度使いました。我ながらよく頑張った。

3か月で学んだこと

この3か月で学んだことを3つご紹介します。

1.  迷ったら「やる一択」

面白そう、やってみたい。そう思ったら「やる一択」です。
やってみれば自分に何が向いている・好き/向いていない・好きではないのかすぐ分かります。
裏を返すとやってみないことには選択肢として残ったまま永遠に迷い続けることになります。それではあまりにも時間がもったいないですよね。

WantedlyというビジネスSNSの創業者、仲暁子さんは著書「ココロオドル仕事を見つける方法」でこんなことを言っています。

悩みのもとは「選択肢を捨てきれないこと」。
どっちをやるかで悩んだらどっちもやって自然淘汰にゆだねる。

やってみれば自分に合わない道は自然淘汰され、合ったものだけが残るのですね。

私の場合はこんなことが分かりました。

◎向いていそう
・コラム記事
・人物取材
・伝えたいことがある人の代わりに書く

△なんか違う
・地方創生関連の取材
・旅をしながら仕事をする
・旅を仕事にする

はい、トラベルクリエイター養成コースを受講した結果、私はトラベルクリエイターになりたいわけではない、と気づいてしまったのです。

これは大きな収穫です。だって、やってみなければ気づけなかったことだから。課題に取り組んだことで、私にとって旅は「荷物を降ろして自分の感覚や感性を解放するためのもの」だと気づきました。だからそこに仕事の要素を入れるとにごってしまう気がする。

同時に「やっぱり旅がすき!」という思いも再確認できました。
これからは趣味の範囲で旅行記を書こうと思っています。

▼楽しかったコラム記事

▼起業家に取材してプロフィールを代筆する自主企画を立てた

▼苦戦した地域取材

2. やるときは短期集中

POOLO JOBは3か月、週に20~25時間コミットという短期集中型のコースでした。常に体力の限界と戦いながら締め切りに追われる日々だったのですが、そのおかげで必然的に優先順位をつけることになりました

時間管理のため1日の過ごし方を色分けして手帳に記録。青がPOOLO JOBに使った時間。

私はSNSの投稿に30分以上悩むこともありストレスになってしまったので、1か月を過ぎたころから1日3回という宿題を諦め、1日1回をマイルールにしました。この講座を受けた一番の目的はライティング力を伸ばすことだったので、そこに時間を割きたいと考えた結果です。このおかげで執筆に使う時間を増やすことができ、ストレスも減りました。

▼SNSは辛かったけどいいこともあった

こんな風に短期集中で取り組むと自然と自分のキャパシティと優先順位があぶり出されることになります。もちろん無理のない範囲で、というのは大前提ですが、何かを変えたいときは一時期的に高い負荷をかけるのは有効だと感じました。

3. 多様な価値観・生き方があると肌で感じた

オンライン/オフライン含めて20人以上の受講生と話をしました。
そこで感じたのは、色々な価値観・生き方があるということ。

よくメディアで「現代では人々の価値観が多様化し……」などというフレーズを目(耳)にしますよね。でも私はピンときていませんでした。というのも周りにいる女性の友人のほとんどが
・正社員で働き
・30歳前後で結婚、出産し
・育休を取ったあと職場復帰する
という道を歩んでいたからです。それに比べて私は独身、結婚願望はないし子供が欲しいとも思わない。そんな人は周りに皆無で、多様化というフレーズを聞くたびに「それ都市伝説では?」と思っていたのです。

けれどPOOLO JOBでたくさんの人に出会ったことで「多様な価値観」の実例が圧倒的に増えました。

ノマドをしている人、フリーランスで複数の職種を掛け持ちしている人、会社を辞めて世界一周している人、会社員兼インフルエンサーの人。
フワッとした印象ではなく、生身の人間を知っているからこそ「多様」という言葉を肌で感じることができるようになりました。このことは人としての幅を広げ、自分の価値観を認めることにもつながっています。

そしてどんな生き方をしていても、自分の「好き」や「きらい」に素直になって幸せを追求する人は心底カッコイイと感じました。たくさんの尊敬する仲間に出会えたことは、大きな財産です。

迷ったらやろう

これらの学びを通してたどり着いた今後の目標は以下の通りです。
・3か月に1回は旅行に出かける
・旅行の様子をSNSやnoteでシェアする
・2024年1月~3月までライティングゼミに参加する
・2024年4月からライターとして活動する
・2024年9月までに会社を辞める

こうして書いてみると3か月で大きな変化があったなと思います。

もし今あなたに何かやってみたいことがあるなら、多少無理してでも始めてみることをオススメします。やってみて「なんか違うな」と思ったらやめればいい。私がSNSの投稿頻度を勝手に下げたように、完璧にできなくてもいい。失うものは少しの時間とお金だけ。モヤモヤを抱え続けるコストより圧倒的に少ないはずです。

スクールに通える経済状況ではない方は、SNSでいいなと思う人を探してマネすることから始めると良いと思います。その人をなぞってみることで、何かが見つかるはずですよ。

そしてこの記事を読んで何かを感じてくださった方はコメントをいただけると嬉しいです。ぜひ私と、これから先をワクワク歩んでいく仲間になってください。

【ライターPROFILE】
Sato|複業ライター
人材系企業で正社員として広報を担当するかたわら、ライターとしても活動する30代。得意分野は、うまく言葉にできない思いを引き出し、図や文章として整理すること。
趣味は1人旅で海外10都市を訪問済。地ビールと夜景と船がすき。
●Xはこちら

この記事が参加している募集

もしお気に召したらサポートいただけますと泣いて喜びます。次の記事制作に使わせていただきます。