星への旅人

目覚めると般若心経の写経、散歩、読書、トレーニングが日々のルーティン 老後の6K(健康…

星への旅人

目覚めると般若心経の写経、散歩、読書、トレーニングが日々のルーティン 老後の6K(健康・家族・介護・交流・金銭・孤独)を3K(関心・感動・感謝)で克服するとともに、カミさん、娘達、孫達の幸せ探しをしている70歳

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誇り高い幹部自衛官のための羅針盤

まえがき  幹部自衛官として勤務する中、多くの先輩、同僚、後輩、そして地域の方々にいろいろと教えていただき、ああいう幹部になりたいと思いながら、感化を受けてきたことを多少なりとも役に立ててもらえればとの気持ちから、私が実践できてる出来てないに拘らず、後輩諸君に伝えておきたいものを精選してまとめてみました。  より誇り高い幹部を目指し、幹部候補生の育成、部隊精強化、自衛隊の発展、国家国民のために実行してもらえれば嬉しい限りです

    • 雨後の竹林総裁選

      自民党総裁選挙が、12日告示され、最多9人が立候補 うーん🧐これを称して 【雨後(裏金不祥事)の竹林選挙】とでも モウソウチク、マダケ、ハチクにタケノコまで乱立の様相 派閥の影がある人、無い人 竹を選ぶかタケノコを選ぶか 竹はなぜ強いか ①竹には節があり、しなやかに曲がるも簡単には折れない ②竹は成長点が節ごとにあり、茎の内部を空洞にすることを可能にし、成長をずっと簡略化させることができ、強さと成長の速さを誇る タケノコでも成長が早いと大丈夫かもしれませんが、ど

      • 9月の月🌕のお話

        月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど (大江千里 古今集) 月🌕のお話 ①土曜日は孫二人の習字🖌️教室に付き合い、昼は『月見🌕ハンバーガー🍔セット』を ②今日は、写経しながら高橋源一郎の飛ぶ教室で惑星化学者 寺薗さんの🌕の話 (手を伸ばして見る5円玉の穴の大きさ) ③明日は中秋の名月🌕 ④明後日はスーパームーンに近い115.5%の大きさの満月🌕(コーン🌽ムーンとも) ⑤大潮(☀️-🌕-🌏が一直線)で鳴門の渦潮🌀が見頃…… ⑥孫二人と見た科学館での

        • 芸術ってなんだろう

          いろいろな芸術に触れてみて、「人間一人一人の感性はみんな違うのに、なぜ『芸術』と呼ばれるものがあるのか」 ある時閃きました 「芸術とは人々に受け入れられた究極の調和された感性』であると 「得意とする感性を高めて新たな調和の世界を生み出し、人々に受け入れられることで初めて芸術家の地位を得るのだ」と妙に納得  視覚(形・色・光)聴覚(音,言語)嗅覚(匂い)味覚(味)触覚などの五感を自分なりに創造的に調和させれば、芸術ではない世界にも広げて、ウェルビーイングの世界を創造的に生み出せ

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        誇り高い幹部自衛官のための羅針盤

          ラジオ朗読雑感

          最近は聴き逃し配信で、時にラジオの朗読番組を聴く 本を目で追うより、耳から入ってくる言葉を聴くほうが楽だと 太宰治『富嶽百景』 夏目漱石『吾輩は猫である』、『文鳥』 林芙美子『下町(ダウンタウン)』 西村京太郎『十津川警部の休暇』…… 宮沢賢治『注文の多い料理店』 なかなかおもしろい 山本周五郎の『年の瀬の音』『酒屋の夜逃げ』『暗がりの弁当』『六月おおみそか説』『語ることなし』『写真嫌い』『独居のたのしみ』などの随筆を聴いていると、戦後の何もなかった頃の貧しい生活、だけど

          ラジオ朗読雑感

          家族の幸福度を上げる7つのピース

          前野隆司&前野マドカ『家族の幸福度を上げる7つのピース 』読み終わり ①自分軸因子が家族をイキイキさせる  パートナーや子供が主体的に家事に関わるコミュニケーション  自分軸は個性 ②成長因子が家族をワクワクさせる  チャレンジと満喫、親も成長、子供の成長に気づき、声をかける ③リフレッシュ因子が家族の笑顔を増やす  家族でキャンプ、夫婦だけで出かけるなど ④思いやり因子が家族を優しくさせる 人のために、家族のために、自分が変わる ボランティア ⑤役割因子が家族としての責任感

          家族の幸福度を上げる7つのピース

          ブラックホール東京

          福岡の塾で働いていた若い同僚が張り切って仕事しようとしていたが、「一年間やってみて、求められている難関〜超難関大学に入学させるための指導については諦めて、地元の大学への入学を目指すことに方向転換します」と 「『優秀なDNAを吸収し続ける東京ブラックホール化』がまた実証されているな〜」と感じました  戦後約80年間に、地方の優秀なDNAを持つ若者はどんどん東京の大学へ、そして東京で就職し、東京に住み、その子供たちもまた同様に  「東京の大学がどんどん首都圏ローカル大学化してきて

          ブラックホール東京

          『同志少女よ 敵を撃て』読み終わり

          『同志少女よ 敵を撃て』読み終わった  史実をもとにしながらのフィクションだけど  戦場の描写が凄くて、息をつかせてくれない  また、戦場での兵士の心理描写が生生しく、グイグイ迫ってくる  戦場の経験がない若い作者なのになぜここまで描けるのか  参考文献の量も凄いが、ドキュメンタリーや戦争映画などを観て文字に描き下ろしたのかもしれないと思われるくらい頭の中で映像化できる  物語後半で「敵を撃て」の「敵」が何を表しているのか  いろいろな人がいろいろなピンキリの評価をしています

          『同志少女よ 敵を撃て』読み終わり

          『超然たる人生』読み終わり

           『超然たる人生』は西尾幹二の『箴言集』ですが あとがきで担当編集者が「西尾幹二先生の評論は、時間による風化能力をはるかに超えている。時間が経過しても力を失わない力の宝庫である」と  出版されたのは2001年であるが、「中の評論は一部を除き、60年代の終わりから80年代の先生の著作物から言葉を選び出している」と言うが、これから更に20年経過した今日においても一つ一つの言葉が超然と輝きを放っていることに感動を覚えた  日本が政治も教育も企業もがんじがらめになり、①不毛な教育議

          『超然たる人生』読み終わり

          『ロスト・シンボル』読み終わりました

          「ダ・ビンチ・コード」でおなじみのロバート・ラングルトン教授の謎解きアドベンチャー・ミステリー 『ロスト・シンボル』 秘密結社フリーメイソンが隠し続けた「古の神秘」という人類最大の知恵とは、伝説のピラミッドの存在が鍵となり U-NEXTでドラマシリーズで配信開始だけど、U-NEXTは契約してないので観れません 一気に読み終わりましたが これまでに映画化されずに、今、U-NEXTでシリーズものとして配信されたのか謎が解けました ダン・ブラウンは宗教と科学をテーマとした作品が

          『ロスト・シンボル』読み終わりました

          『直線』読み終わりました

          ディック・フランシスの『直線』読み終わりました 事故死した兄の遺産を受け継ぐも命を狙われ悪辣な敵に挑む騎手デリック、兄への熱い惜別の思いを胸にしながら 代表作の一つかも 半端ない危機にズタズタにされながら、決してくじけることのない闘志 けっこう胸を熱くして読みました

          『直線』読み終わりました

          『歌の旅人 上』読み終わりました

           歌の旅人(上) 五木寛之のNHKラジオ深夜便のトークエッセイをまとめたもので 旅した各県と歌をを紹介している  上巻は24県 一番最初は京都 私にとっても最初の勤務地であり新婚生活を過ごした思い出多いところ  鴨川とその周りの祇園、先斗町、木屋町は家内と良く散策したり夕食したりしましたが、鴨川をどりを観て芸舞妓さんが客席に投げ込んた手ぬぐい(ぽんたさんのサイン)をキャッチしたことも  その後転勤をして行った岩手、静岡、広島、兵庫  記憶の薄い約40年前からつい先月までの思い

          『歌の旅人 上』読み終わりました

          ラジオと本

           昼休みは高橋源一郎の飛ぶ教室(1月21日)の聴き逃し配信  ゲストは文芸評論家の斎藤美奈子さん  秘密の本棚で紹介した本は二人の対談をまとめた『この30年の小説、ぜんぶ』(河出新書) 紹介の段階から参加して長いトークに  読むのは孤独な作業だけど、一つの本について語り合うのは新たな発見もあり評価も異なり楽しいと  「読んだ本の良さがわからない」ことについての読書からの質問については「絶望する、なんて私は頭が悪いんだと。本は未来を先取りしたりなどしているので、その時わからな

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          福沢諭吉の事件簿 読み終わりました

           『福沢諭吉の事件簿』の作者鷲田小彌太は福沢諭吉を近代日本の哲学者三傑の一人とし、優れた起業家であり、諭吉の思想は義塾の設立と経営のなかで鍛えられ、作家・教育者・ジャーナリストというポピュラーな場で活躍、八転び七起きまずは転んで立ち上がる人生を事件簿1〜16まで綴っている。  最大の事件は、事件簿12 明治14年の政変  伊藤博文が国会開設の実権を握り、大隈重信は政権から追放され、大隈のブレーンであった義塾門下生も官界からパージされ、福沢諭吉も足元をすくわれ完膚なきまでにや

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          『肴』読み終わりました

          『日本の名随筆 (池波正太郎編)』には作家や著名人が昔をなつかしんだり、友人達との交流を通じて味わった酒の肴についてあれこれ書かれている 紹介されている多種多様な肴のうち 吉田健一 明石鯛の刺身など旨いものならなんでも      烏賊の黒作り 長崎の唐墨 下関の雲丹 吉川英治 河豚鍋 辻嘉一 鮎の塩焼き 舟盛り…… 北杜夫 キャビア 伊丹十三 鯉こく 小林勇 鷭の利休煮 松山善三 開高健 蟹 中山あい子 屋台のおでん その他、挙げればきりがないが、各地のうまい酒と肴の紹介があ

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          古い随筆の楽しみ方

          図書館で借りる本の中に古い随筆を一冊は入れることにした  今回は『吉村昭』さんの随筆『私の流儀』 25年前に書かれているので、その頃のものの見方・考え方、世相がわかって今と比べてみたりしておもしろい  例えば 『私の流儀』の中の「鳥肌」というエッセイがあり 「本来は激しい恐怖を表現する『鳥肌が立つ』を芸能人が興奮したという意味でしばしば使っているが、そのうちにそれが日常語として使われるようになると、それこそ鳥肌が立つ思いだ」と書かれている。  北海道大学大学院文学研究科の『新

          古い随筆の楽しみ方