ひとり映画はいい。ふたり映画もいい。
映画『ルックバック』をアニメにこれっぽっちも興味がない親と観に行きました。
親と映画を観に行くのは10年以上ぶり。小さいころにジブリ作品のどれかを観に行った以来だと思います。
僕も映画やライブには基本一人で行くので、そもそもだれかと映画を観に行くのが数年ぶりでした。
『ルックバック』、よかったです。演出も音楽もよかったし、主人公のとあるセリフに涙があふれてきました。
そしてもうひとつよかったのが、映画を観終わった後に感想を話しながら帰れたことです。
一人で行くと、どんなにいい作品でも感想を話す相手がいません。なので、興奮やじんわりとした感情をぐっと胸にしまっていました。
しかし、「どうだった?」「あのシーンが涙腺にきた」「声優さんのお芝居がよかったよね」「終盤の展開がちょっと分かりづらかった」など、今回は好き勝手に話せました。
アニメにまったく興味がない親も、声優さんが最近観たドラマに出演していた女優さんだったのもあって楽しめたみたいでした。
しかも驚くことに、原作買おうかな……と言っていました。終盤の意味をもっと読み解きたくなったようで、アニメの内容をしっかり理解しようとしている親が意外でちょっとうれしかったです。
ひとり映画はいいです。気軽だし、泣いても気にしなくていいし、とにもかくにも気軽です。僕はひとり映画のそういう気軽さが好きです。
でも、だれかと映画を観に行くのもたまにはいいなと思いました。
ひとり映画はいい。ふたり映画もいい!
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