YOASOBI『アイドル』の感想を熱く語りたい!!
パンッ、パパンッ、ハイッ! パンッ、パパンッ、ハイッ!
オイッ!! オイッ!! オイッ!! オイッ!!
あっ、ついつい合いの手に夢中に……。
というわけで(どういうわけで?)、今回はYOASOBIの『アイドル』を聴いた感想を書いていこうと思う。
今日、4月12日に配信リリースされたこの曲。じつは『推しの子』という映画を映画館で観ているのもあったり、事前にフルは聴いていた。
すっっごいのがまたでてきたぞ……!! そんな興奮をおぼえた。配信前から、鬼リピが確定しているタイプの神曲だ。
これからはいつでも聴ける! というよろこびを噛みしめながら、思ったことを語っていく。
アイドルオマージュ?
まっさきに耳がいくのは、ボーカルikuraちゃんの特徴的な歌い方だろう。
無敵の笑顔で荒らすメディアッ↑ 知りたいその秘密ミステリアスッ↑
語尾をグイッと上げるこの歌い方。歌ってみるとわかるけど、意外とこれがむずかしい。
ikuraちゃんは普段からこういう歌い方なのか? いや、ぜんぜんそんなことはない。『アイドル』ならではの、独特な歌唱だ。
そして、この歌い方はアイドルソングオマージュだと思う。
語尾をグイッと上げる歌い方をする女性アイドル。話すときに語尾を上げる女性もたまにいると思う。
語尾を上げると、キャピッとした感じがでてかわいい。
作曲者のAyaseさんは、『アイドル』という楽曲を作る上で、YOASOBI風アイドルソングを作りたかったんじゃないだろうか。
だから、歌い方もアイドルっぽくした。あとでも書くけれど、曲中にアイドル要素が散りばめられている。
特に、そう嘘はとびきりの愛だッ↑のところなんかは、やりすぎなくらいグイッと上げている。グイッ超えてギュンッだ。
それなのに違和感がないのは、この曲のテーマが『アイドル』だから。上手いなァ……。
バン!! 大音量で映えるサウンド
サウンドにも注目したい。バン! ドン! みたいな派手なサウンドが目立つ。
これ、劇場で聴いたときに身震いがした。でっかい音でめちゃくちゃ映えるのだ。
ほかにも、オーーーーというコーラスやハイッ! ハイッ! って合いの手の声もおもしろい。ここでみんなも合いの手やってな!! という意図がみえる。
オーーーーに関しては、コロッセオかと思った。生で聴くと、ここにいる観客全員が合唱しているみたいなスケール感がうまれる。
得意の笑顔で沸かすメディアッ↑からの部分なんかは、コロッセオの盛り上がりがヤバい。サウンドもぶっといのが鳴っている。
アイドルのコンサート感を作り出そうとしたんだと思う。会場の一体感が、楽曲の中にあるのだ。
ライブで鳴らすとなおすごい楽曲なのは、間違いないだろう。
また一人堕ちる
2番のラップもカッコイイし、歌詞のアニメとのリンク具合もいい……。
サビがキャッチーなだけじゃない。ぜんぶを通して盛り上がる、まさにキラーチューンだ。
YOASOBIがまたやってくれた。ありがとうございます……。
そして、大好き! ってなったら、ぜひライブへ行こう!!