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7,残り香について #野菜って何が美味しいの?

引き続き7、残り香について考えていきましょう!

残り香とは、文字の通り残る香りです。 

口に残る香りが美味しさの要因の1つになっている訳です。

ローストした肉を食べた後の重たく、肉々しい香りの残り。

焼き芋を食べた後の穀物感溢れる甘やかな香りの残り。

生野菜を食べた後の青々しい爽やかな苦っぽい香りの残りなどなど。。

これは意識して作るというよりかは、気づいたらこうなってしまった。から生まれる香り、美味しさな気がします。

残り香だけを意識して料理を作る事はあまりないので。。

ただ、美味しさのレベルを上げるにあたって、残り香についての知識もあるとより役立つかと思います。


 例えば、胡瓜やピーマン、ゴーヤなどの香りや苦っぽい感じが嫌な方向けですが。

胡瓜にハーブを加えて爽やかさを増やして青臭さを少なくするとか。

ピーマンを軽く干してから炊飯器でじっくり炊くとか。

ゴーヤの苦味は白いワタに多く含まれてるので良く取り、炭酸水や焼酎に軽く漬けて角煮に加えたり、天ぷらにして酒盗や辛子明太子と和えたり。

赤ワインに漬けてタンニンの渋みでぶつかり合わせて弱くしたり?

野菜嫌いの理由としては香り、食感、見た目によるものが多いかと思います。

香りはスパイスやハーブを加えたり、干したり、漬けたりする事で大方クリアできるかと思います。

食感は揚げる、焼く、乾燥させる、ソースにするなど、調理によって克服できるかと思います。

見た目も調理や、食材の中に詰めて隠したり、色を変えたりする事で視覚的には気にならなくなるはずです。

【野菜嫌いを克服する調理方法】等もやりたいですね。

残り香自体は家庭で作る料理ではあまり気にしなくても良いかもしれないですが、レストラン向け、料理人向けに送るとするならば、

料理を食べた後に残っている香りを使って、考えて次の料理、ペアリングドリンクを考える事が多いと思うので【残り香の持続性と次の香りへの活かし方】みたいな感じで書いてみたいですね。

次回は最後の8、思い出補正について!
ではまたっ!

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