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続・精神疾患と闘いながら家事をしていく(松宅AFTER 第46話『家事のやり方』)


闘病中に母が急遽2週間入院することになり、自律神経は乱れに乱れました。父は一切家事をしない人ですし、私がなんとかしなければなりません。
母にメールで質問したりしてなんとかこなしていましたが、
身体は緊張状態になっていたと思います。
父に「もっと肩の力を抜けよ」と言われて、
ようやく自分が危うい状態だということを認識しました。

じゃあ、どうすればいいのか?

無理をせず自分の負担を減らす。 
人に頼る。

これに尽きます。
これは家事に限らず仕事でも同じことが言えると思います。

家事の中でも特に負担がかかると感じたのは洗濯です。
1回目のコインランドリー利用時には乾燥機能のない洗濯機を選んでしまい、夜な夜な干す作業をしました。
夜干ししても大丈夫なのかとかググりながら試行錯誤です。翌朝ふと窓を見ると雨が降り始めていたので、急いで部屋に取り込みました。
私と父の二人分しかないとはいえ洗濯は非常に大変な作業です。
→コインランドリーに頼る。

ゴミ出しは父に頼りました。

そして食事です。
料理に対する苦手意識はなく、たまに自分で作ったりするレベルでしたが、
精神疾患により脳の処理能力が落ちている時に何品も作るマルチタスクは無理だと判断して一品だけ作るというルールで回していました。
一番大変だったのは冷蔵庫に入っている食材の管理です。
賞味期限をチェックしたり、野菜はどれくらいもつのかググったり、後に母に電話で聞いたりできましたが、脳が処理し切れないです。

母の退院まで2週間という目安があったので、なんとか凌ぐという気持ちで臨めましたが、買い物・食材の管理・料理・片付けを毎日やるのはめちゃくちゃ大変なことなんですね。

コインランドリーに行く日は父と外食、お弁当屋さんのお弁当やレトルトカレーに頼ったりもしました。
父もパック寿司をスーパーから買ってきたりしていたので、
基本的に自分の分だけ考えればいいというのは相当気が楽でした。
家族の胃袋を支えていらっしゃる方は本当すごい。
「手抜きだな」と言われて大激怒している方をSNS上などで見かけることがありますが、
たまに手抜かなきゃやってられないと思います。 本当に。

たとえ今現在健康な方でも、
無理をしない人に頼るのは自分のメンタルを守る為にも非常に重要なことです。


(おまけ)
作中に出てくる料理は動画で調べたタモリ流ピーマンという料理ですが、
本当に美味しかったです。

参考までに
タモリ流ピーマンの作り方

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