叱って伸びる? いいえ、褒めて伸ばす一択です。
そもそも叱られて伸びるっていうのが疑問です。
もちろん叱られて、「こなくそ!」と這い上がってくる人もいるでしょうけど、そういう人でも、褒めた方が伸びるんじゃないですかね?
挨拶をまったくしないとか、社会人としてというか、人としてのそれはどうなのという行為については叱る必要もあるかもしれませんが。
叱ることのなにがよくないかっていうと、叱られる方は体が強張るってことです。上司に呼び出されて、「これはどういうつもりなんだ?」なんて詰められた日には、正常時の心拍数を保つのは、まず無理でしょう。
そして体の強張りといえば、いつも書いている精神疾患ルートです。
常時叱られている状態、すなわちパワハラを受けていれば、精神疾患を患う危険性は非常に高くなります。
それはすなわち、脳への悪影響を意味します。
斬新な企画やらアイデアを生み出すには、脳の活性化が必要ですし、そのような環境が必要です。
いつ叱られるか分からない中、不安や恐怖でビクビクするような環境で、脳の活性化なんて望むべくもないです。
これは仕事だけでなく、勉強にも同じことが言えると思います。
私が見てきた中では、部活に励み、皆と普通に遊んでいるのに学年トップを取るような人たちは、親に「勉強しろ!」とガミガミ言われたことはないと、口を揃えて言っていました。
逆に親からのプレッシャーが厳しく、ガリ勉するタイプは高確率で潰れると思います。
仕事にせよ勉強にせよ、伸び伸びとリラックスした状態で取り組める環境の方が成果が出るのではないでしょうか。
「君たちは思う存分やりたいようにやりなさい。なにかあったら責任は私が持つ」
こんな上司がいたら、その上司の為に全力で頑張れそうですよね。
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