「女性」 第2話


 ピンクサロンで働き始めて、1年が経とうとしていた。体調が悪くなり、当日に休むことをお店に伝えることもあったが、一番しんどかったのは心がボロボロの時だった。
ひどい時は一ヶ月出勤しないこともあり、かなり病んでいた。
 
 お正月、実家に1泊2日で帰ったことがあり、夜に帰り、朝出発したので、荷物を取りに来た感じだと親は思っていたと思う。
親ともあまり話す時間が無かったが、母親もあまり体調が良くないようだった。私の体調を心配してくれていたが、明らかに誰よりも体を壊していた。

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