今後の話も含めて好きな話数投票を行ったらランキング上位は確実であろう神回
見出し画像

今後の話も含めて好きな話数投票を行ったらランキング上位は確実であろう神回

とにかく今はアウトプットの時期!感情爆発が止まらない、嬉しい悲鳴のようなものをあげている状態の翔太郎です。

今回も週刊少年ジャンプ本誌の『アオのハコ』についてのお話。

さて、タイトルにもある通り「紛う事なき神回(異論は認めないレベル)」だったので、ネタバレ等気にされる方はご自身の判断で進むか戻るか決めてください。

雛ちゃん目線での振り返りと今週の感想

前回は、「千夏先輩が忘れて帰ったスマホを届けるために追いかけた雛は、彼女が大喜の家に入って玄関先で会話をしている現場を目撃してしまった」というところで終わっていました。

そして今回。大喜の恋を応援している雛としては、理由はわからないが良い関係に見えるので邪魔しないように日を改めようと思った。しかし、千夏先輩の忘れたスマホを持ってしまっているために勢いで割り込んでいくしかなかった。いつも大喜に絡むときのノリで。

2人の同居について説明してもらうと、中学からの仲である自分にも言ってもらえてなかったことに不満を漏らす雛。サラッと「親友」であることをアピールしているところにキュンとしてしまいました。

「大喜は元々好意がある。でも普通は嫌いな異性の家に住んだりしない。ってことは…」

なんて考え事をしながら雨の中帰っていると、傘を差していたこともあって不注意でぶつかり「すみません」と謝った相手は電柱。

「千夏先輩も好きかも」という言葉を我々に想像させ、ぶつかったのが電柱であることさえ気づかないほど気になってしまう雛ちゃんの心情、それはもはや恋ではないかと思うとキュンの加速が止まりません。

場面は変わって放課後の部活動。新体操部の1年にしてエースである雛は、周りから感嘆の声が上がるほどの演技を見せる。しかし2人のこと、特に千夏先輩のことが気になり演技に集中出来ていない僅かなミスに気づくと、今までなら感じることのなかったプレッシャーが雛を襲った。

ここの部活の仲間や先生に囲まれている状態で、ふと目に入った千夏先輩に気を取られたり、実力に裏打ちされた自信を持つ雛ちゃんが普段はしないネガティブな思考。これらの細かい表現・描写が、何度も読めるし無限リピートさせてくれるんですよね。

そんなネガティブが襲ってきたときにですよ、同じく1人で休憩する大喜の後ろ姿を見つけて、あからさまに笑顔になってしまうわけです。後ろから驚かせるように近づいて声をかけると、大喜の足に見慣れないミサンガ。「色恋ではなくお互いにインターハイを目指す同志として貰った」そう話す大喜にからかうノリで返すも、「千夏先輩から貰った」ことに動揺を隠せない1コマ。そして、「練習がつらいときは自分と同じくらい頑張ってる同志を思い出して、励ましたりする関係なんだ」と想像してしまったら涙が溢れた。これを恋と言わずしてなんと言うんですか!「親友として応援」という建前で隠れているものの、無自覚に出てきた『恋』が失恋からスタートって!あんまりじゃないですか。

片や周りに期待されるだけで心の距離が遠い人たちに囲まれる孤独な自分と、片やどんなに苦しくても同じくらい頑張ってる相手を思い浮かべられる2人を比べてしまう一連の流れ。アオのハコ全巻からのベストシーンと言われたら、私は迷わず候補の1つに入れるでしょう。(驚くことなかれ、これでまだ2巻収録予定の16話なんです。)

今までは持て囃す周りと違って友達として普通の付き合い方をしてくれていた大喜(と匡)。千夏先輩が大喜にあげたミサンガ。これらの伏線が今回一気に雛ちゃんに襲いかかることにより、もうこれは恋と言わんばかりに溢れる涙。上手くまとまらない、とにかく言葉を羅列するしかないほどに膨れ上がった感情に耐えきれず、心の中でスマホを放り投げていました。

最後に

「こんなに良いところで終わっているのに合併号で2週間も待たされるとは、集英社はなんて酷い仕打ちをしてくれたのだろう」と思ったとき、やはりこの漫画は面白いのだと確信しました。そしてこれは個人的な感覚になりますが、単行本は当然加筆修正が入っているもので本誌と微妙にタッチというかが変わっており、本誌の方が好みに感じることがあります。そういう意味も込めて単行本が待ち遠しい方は今からでも本誌を追って頂いて、毎週同じ気持ちになって欲しいと思います。(ジャンプ+ならバックナンバーも買えたはずなので)

ジャンプの黄金期はまだまだ終わらない!



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
スキありがとうございます!
はじめまして。映画と本が好きな人間です。面白い映画は映画館で観たい、本なら電子でも紙でも読みたいと思うからこそ、他の人にも知ってほしいと思う。そう、オタクです。 面白いと感じた作品について、演出や演技の良さといった技術的な感想やオタク感情を交えつつ、どこかの誰かに伝われば。