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人が下を向くとき、上を向くとき

こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。


今日は家族で「映画 えんとつ町のプペル」を観てきました。

ご存じでしょうか?

2016年に出版された絵本の作品が今回映画化され、
12月25日上映開始。
現在絶賛上映中です。

原作者、そして今回の映画の制作総指揮は
お笑い芸人のキングコング西野亮廣さん。

主人公ルビッチの声を女優の芦田愛菜さん、
そしてゴミ人間プペルの声を俳優の窪田正孝さん。

そのほかの声優さんも、
その声が既にメッセージを伝えている、
そんな印象を受けました。

正直、結構泣きました。笑
感動します。
何かに挑戦している人たちに響き渡る、
非常に強力な応援歌です。

興味ある方は是非ご覧ください。


そこで、今回はですね、
「人が下を向くときと、上を向くとき」
というテーマでシェアさせていただきたいと思います。

「映画 えんとつ町のプペル」の中でもですね、
煙で覆われた町で、
上を向くことを禁じられた町で、
少年ルビッチは1人、「星」の存在信じているわけです。
「星」を見つけるためには上を見上げるじゃないですか。
でもその町では、それは「異端」と言われるんです。


この映画をみて思ったのは、
現代社会では、
人が下を向く仕組み、システムがたくさん散りばめられているということ。
いわゆる「検索」をするためのスマートフォン
正解を問うテストも、みんなが同じ方向を向いて下を向きます、

「えんとつ町」のように煙で覆われていなくても、
上を向く機会というのは総体的に減っているんだと思います。

良いとか悪いとかではなく、

そこには世の中の誰かが既に創り出している、
いわゆる「正解」があります。

特に2020年は他にも、
コロナウイルスの影響で、多くの方々が下を向きがちな1年だったと思います。

人が下を向くときというのは、
自分の内面や、過去、いわゆる正解にフォーカスしていて、
上を向くときというのは、
誰かのことを想う時、未来、挑戦にフォーカスしている
と思います。

上を見ることが「異端」なえんとつ町では、
そのように挑戦する人に対して、
辛辣な言葉が浴びせられます。

しかし、
それをしているのは挑戦をしようとしない人
挑戦をしたことない人です。

それは自分たちの周りにも
共通したシチュエーションがあるんじゃないかと思います。
私はサッカーの日本代表戦をよく観るのですが、
監督の采配や選手の動き方、
試合の内容などに細かく注文を付ける人は、
総じてサッカーを少しかじったことがある人か、
全くやったことが無い人です。

本の内容をとやかく言う人は、
本を書いたことが無い人です。

料理の味に注文を付ける人は、
料理を作ったことが無い人です。

つまり、次元が違うんです。
同じ次元で挑戦している人は、
その挑戦に必要な勇気、努力、体力、忍耐力・・・
全てを知っているので、
言えないはず
です。

自分が他者に注文を付けたくなる時、
その人が既に同じ次元にいない可能性があります。
下手したらその人は「上」にいる場合があります。

そうなったら・・・
その人は自分の視線を上に向けてくれている可能性があります。

でも自分はその次元を知らないので、
注文を付けたくなるんです。

でも・・・自分がつけてみたくなった注文を、
自分で解決しようとしてみてください。

一気に違和感が立ち込めてくると思います。それが「挑戦」です。

下を向けば心地の良い「正解」です。心地は良いですが退屈です。

「挑戦」している人に何かを言う時、自分でできるか試してみましょう。

今回は、「人が下を向くときと、上を向くとき」をシェアさせていただきました。

今回は素敵な星空の1枚をいただきました。yukko_96さんありがとうございました。

今回もご覧いただきありがとうございました。

では、また明日。

良い1日になりますように。

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