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NETFLEXのオススメホラー映画「ザ・カンファレンス」「誰も眠らない森」ネタバレ 少な目で紹介

秘密のケンミンshow

テレビ放映されてる時点で秘密ではなくなってる。
県によって習慣や行事が違うように映画でもゲームでも国によって色々違う。
今回はハリウッドや日本のホラー映画じゃなくてヨーロッパの映画を二つ紹介。

北欧ホラーは人の死で笑う

前に紹介した「ザ・トリップ」はノルウェー。今回紹介する「ザ・カンファレンス」はスウェーデン。北欧映画は結構グロい。
にもかかわらず人が死んだとき、笑えるように作ってる。
他に例を挙げると「怒りの除雪車」って映画で、息子を亡くした父親が自殺を図るシーンでつめたい銃口に口を当てると冷たすぎで唇が張り付くってネタを放り込む。
ザ・カンファレンスは田舎に不要なショッピングモールを誘致し儲けようとしてるボンクラが反対派の殺人鬼に襲われるって話。
殺人鬼が出る映画には必ず「まぁこいつは死んだ方がいいよな」っていうクズがいる。そいつらはひと際グロく死ぬだけで笑われたりしない。
死んでスッキリ。で終わる。
でも北欧は違う。
「見て!こいつ死んだんだけど!ウケる!さらし首にしようぜ!」ってノリがある。目立ちたがり屋が死ぬと花火が上がったりと皮肉を込めてくる。
クズじゃなくてもバカにする。死んでるから人権なんてない。そもそもフィクションじゃん。って考えがあるのかあんまりお目にかかれない笑いが観れる。
アニメだとトムとジェリーとかゲームだとファールアウトみたいな何でもありの雰囲気が好きな人におススメ。
不謹慎で笑える映画。

ポーランドはオブラートに包まない

えらそうなこと言ってるけどそんなにポーランド映画観れてない。
紹介したいのは「誰も眠らない森」
映画って社会問題とかをストーリーに隠して匂わせてくるけど、この映画は分かりやすく伝えてくる。
ホラーじゃないけど「ヘイター」って映画も富裕層の偽善とか成り上がりのサイコパス性とかを分かりやすく観せる。
誰も眠らない森は更生キャンプきた問題児たちが子供よりバカな大人のせいで化物に襲われる話。
大人が余計な事しかしない。それは化物からの逃亡においてじゃなくてそもそも頭と素行が悪い。「こいつら先に更生しろよ」ってレベル。
で、子供が悲劇に巻き込まれる。
こういう映画ってだいたい子供たちが勇敢だったり知性があったりして生き残るけどそううまくはいかない。
テーマがわかりやすい代わりに展開が予想を裏切る。
「そんなことする?」っていう行動をとる。
やっぱりそこで笑いが生まれる。
緊張と緩和って言うけど恐怖と笑いでそれを実行する。
そもそも大人の不手際で子供が被害を被るって不条理があって、さらに不条理を上乗せしてくる。
親ガチャハズレ勢にオススメ。
観てみろ、首が飛ぶぞ。

備忘録

北欧映画で思い出すモノ
特捜部Q、ボーダー、怒りの除雪車、


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