matthew

普段は北海道で音楽活動をやってます。色々モノを書くのも大好きです。 毎週金曜:コラム「特撮ヴィラン語り」 毎週日曜:小説「錬金術師と千里眼の亡霊」 HP:https://tk580810.wixsite.com/matthew0810

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    錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):21

    「いずれにしても、楼亜にこれ以上の迷惑をかける前にあの女はそのうち殺すつもりだったんだろうよ。たまたまそのタイミングを早めなきゃならなくなった、ってだけのことだ」  設計図を基にして『犬笛』は順調に組みあがっていく。だがそのままでは意味がない。充琉が『犬笛』を使っていつでもマキナを暴走させられるのなら、その信号を無力化するための仕掛けも組み込む必要がある。設計図から得られたデータを元に、マキナを暴走させる信号と相殺し合う信号を解析。まだ作業は終わりではない。 「何で……何でそ

      • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):20

         仕事場に戻った錬金術師は背中に担いだ『フラスコ』を急いで下ろすと、そちらに繋いだ配線を通して中にあるデータを早速機材に転送していた。その片手には携帯端末も握られていて、慌ただしく通話相手に向けて声をあげている。 「連絡がつかねえってどういうことだよ、お前仕事仲間だろあいつの」 「そんなのこっちが聞きたいわよ!電源切ったまま携帯どっかに置いていくなんて、そもそも考えられないし!」  通話の相手は緋芽だった。理不尽に怒鳴られていることが腹立たしいのか、錬金術師よりも彼女の方が語

        • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):19

          「手口からして、一連の『狼男事件』と同じでしょう。容疑者の候補からは外していましたが、まさか彼女が殺されるとは」  血痕があちこちに散らばった凄惨な現場写真の数々を指し示しながら、覚理はため息交じりに帰還した与太と錬金術師に状況を説明した。死体は損壊が酷くとても見られたものではなかったが、その状況そのものが『狂犬病兵』の暴走による顛末であることを指し示している。  だが、そうだとすれば今狙われたタイミングが謎だ。容疑者の候補から外されていたとしても、動機になりそうな怪しい背景

          • 特撮ヴィラン語り ~その236 ギエン~

            長きにわたるスーパー戦隊シリーズの中で、恐らく一二を争うであろうヘヴィな作品ともいえるのが、2000年に放映された「未来戦隊タイムレンジャー」。あの肉体派イケメン俳優:永井大さんが主人公のレッドを演じた代表作です。 遥か30世紀の未来でロンダ―刑務所に収監されていた凶悪犯罪者たちが20世紀末の日本に逃亡。 彼らによって構成されたロンダーズファミリーの面々を撃退すべく、時間保護局によって30世紀の未来から派遣された4人のエージェントたちが永井大さん演じる20世紀の若者:浅見竜

            • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):20

              1日前
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                • 特撮ヴィラン語り(201~)

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                  • 25本
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                  • 100本

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                  • 特撮ヴィラン語り~その235 ケルベロスアンデッド~

                    2004年放送の「仮面ライダー剣(ブレイド)」。この作品で歴代のライダーファンにとって何気に衝撃だったのが、「仮面ライダーが職業になっている」という設定でした。 まあこれは衝撃でしたよね。超能力とか改造人間ってパターンじゃなくて仕事にしちゃったんだもん。結構当時は賛否両論があったもんでした。 じゃあ一体作中ではどんな仕事内容だったのか。 劇中、「仮面ライダー」とは考古学や生物学などを研究する組織「BOARD」によって作られたライダーシステムを装着する資格者の通称でした。 「

                    • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):18

                       与太が立てた推理はこうだった。 「その『犬笛』ってヤツの有効範囲がどのぐらいなのかは知らないけど、恐らく信号が届く距離はそう長くもないはずだ。ある程度近くにいなきゃマキナを暴走させることは出来ない。この仕事場の中でマキナが暴走したってことは、せいぜい隣1~2軒程度の距離圏内に犯人がいた可能性が高い」 「で、事前に近くの防犯カメラの位置が分かってたと?」 「カメラの死角に身を隠してそこで『犬笛』を作動させ、マキナを暴走させた結果がこの有様だ。ともかくそう考えれば犯人像はある程

                      • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):17

                         錬金術師の見立ては当たっていた。朱纏から教えられた技師の仕事場のコンピュータには『狂犬病兵』の事細かな設計データがまだ残されていて、今はまさに有線で接続させた『フラスコ』がそのデータを取り込んでいる真っ最中だ。  そのコンピュータにはもうとっくに乾ききった血痕が残っていて、画面の灯りに照らされた室内のあちこちにも同様に血痕が散らばっている。後方では錬金術師の報せを受けた刑事たちが現場検証を行っていて、もちろんその中には与太の姿もあった。その与太の方には緋芽がコバンザメのよう

                        • 特撮ヴィラン語り ~その234 雉野つよし/激走鬼~

                          絶賛放映中の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。いやあ本当に大反響ですよね。 俺の周りでも、全く特撮ヒーローモノに触れて来なかった友人たちがこぞって「ドンブラザーズめっちゃ面白い」と絶賛しておりまして、まあ特撮ヲタとしてはほくほくというか、本当に嬉しい限りです。やっぱり同好の仲間が増えるっていいもんですよ。 そんな「ドンブラザーズ」ですが、衝撃的な展開が色々とあったんです。いやまあ毎回衝撃しかねえんだけどさ。 中でも印象的だったのが、序盤まだ10話ちょっとしか経ってないのに戦隊メ

                          • 特撮ヴィラン語り ~その233 ノリシロン12~

                            シュール――それは誰しもが「そうはならんやろ」と思ってしまう展開を強引にでも押し通してしまう不条理。「そうはならんやろ」に対して「なっとるやろがい!」と強気で返す力技中の力技。 そんな力技を1年間ずーっとやってきた怪作として未だに語り継がれているのが、スーパー戦隊20作目として1996年に放映された「激走戦隊カーレンジャー」。宇宙中を制覇しようとするならず者集団ボーゾックの魔の手から地球を守るため、5人の会社員がカーレンジャーになって戦うという物語です。 なんせこのボーゾッ

                            • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):16

                               一方、『エマ』の控室――事件の詳細よりも弓魅にとって重要だったのは、あくまでも錬金術師に依頼したマキナの修復の行方ではあって。仕事に復帰したはいいもののそのことを考えるととても気が気ではなかった。片手の携帯をじっと見据えたまま、今か今かと進展の連絡を待ち続けている。 「……ねえ弓魅。もうあの店行くのやめた方よくない?」 「何でよぉ?」  同僚が後方から心配そうな口調で語り掛ける声にも、彼女の表情は全く変化がない。目当てがいないから行くのを今は控えているだけで、怪我をしようが

                              • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):15

                                 朱纏の対応は早かった。錬金術師からの連絡を受けると、すぐさま件の技師に接触を図るよう部下に伝え、そしてその音沙汰がないことをすぐに特定した。錬金術師の悪い予感が当たってしまったということだ。  1時間も経たないうちに、錬金術師は緋芽と共に事務所に呼ばれてその報告を受けた。予感が的中したことにため息をつく錬金術師の隣で、緋芽は気まずそうに誰もいない空間に視線を送っている。理由は当然、充琉の存在からだった。 「……緋芽。何でそういう大事なことを真っ先に僕に報告しないんだよ」  

                                • 特撮ヴィラン語り ~その232 ウカワーム/間宮麗奈~

                                  2006年放映の「仮面ライダーカブト」から、今回は中盤より登場した幹部クラスの怪人:ウカワームをご紹介。 劇中の敵であるワームは人間に擬態する虫型の宇宙生物で、あくまでも擬態なんで基本的に性別という概念がないんですが、多分その中で唯一女性っぽさを前面に出したデザインじゃないでしょうか。なんせ口紅塗ってるんですから。一応おっぱいもあるし(一応て)。 デザインのモチーフは蟹の一種であるシオマネキですが、デザイナーの韮澤靖さんの趣味で裏モチーフとして、「仮面ライダーV3」の敵組織デ

                                  • 特撮ヴィラン語り ~その231 グリズリーファンガイア/竹内伸二~

                                    ヒーローモノの花形イベントといったら、やっぱりパワーアップ形態、新ヒーローのお披露目ですよね。 それまでの戦力では全く太刀打ちできない大ピンチの場面に颯爽と駆けつける新たな仲間。開発に難航していた新アイテムがようやく間に合って主人公の下に届く。瀕死の状態に陥ったその時眠れる力が覚醒して云々、まあ古今東西どれもこれも「燃える」シチュエーションだと思うんです。 でもね、個人的に唯一と言っていいくらい「お披露目がそれでええんか…?」ってちょっと頭抱えた作品があるんですよ。 200

                                    • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):14

                                       手掛かりを得られるどころかむしろかえって問題が大きくなってしまったことには、錬金術師もさすがに肩を落とすしかない。とぼとぼと警察署を後にする彼のフードの奥の表情はいっそう優れなかった。  玄関の階段を降り、次の行動を思案する。犯人の行方から『犬笛』の詳細に辿り着くという線はもう諦めるしかないが、だとすれば切り口をどう変えるべきか。情報は一通り揃っているようで肝心なところがおぼろげだ。つくづく今回は面倒な一件としか言いようがない。 「……その様子じゃ、今回は随分苦労してるみた

                                      • 錬金術師と狂犬症候群(レイビース・ナイト):13

                                        「『クレッセント』のストーカーが犯人だって?」  翌日。警察署に再びやって来た錬金術師の言葉に与太は眉根を寄せた。『狼男事件』とストーカー事件の結びつきが全く思いつかなかったからだ。疑いの眼差しを向ける与太を真っ向から睨み返して、錬金術師は忌々しげに吐き捨てる。 「マジでボケっとしてんじゃねえよ警察のくせに。犯人捜しはそっちの仕事だろ、未だに分かってねえのかよ」 「こっちだってお前に犯人捜しを頼んだ覚えなんかないんだよ、勝手なこと言うな!」  ムキになる与太の態度はいつも通り

                                        • 特撮ヴィラン語り ~その230 ベイル~

                                          いよいよストーリーも佳境に差し掛かってきた「仮面ライダーリバイス」。 人間の心に宿る悪魔を巡る争いと家族ドラマを軸にした作品ですが、そんな中ストーリー後半の中心となったのが、主人公:五十嵐一輝たち3兄妹が何故悪魔の力を宿して仮面ライダーになれたのか。その理由は彼らの父である五十嵐元太の過去にありました。 悪魔:ギフテリアンの群れとの戦いで自分の力を制御しきれずピンチに陥る兄妹たち。するとそこに突然現れた父:元太は見慣れない変身ベルトを装着しーーカブトムシをモチーフとした仮面