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普段は北海道で音楽活動をやってます。色々モノを書くのも大好きです。 毎週金曜更新:コラム「特撮ヴィラン語り」 その他小説作品「錬金術師」シリーズ不定期に連載中 HP:https://tk580810.wixsite.com/matthew0810

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  • 特撮ヴィラン語り(401~)

    数々の特撮作品に登場する悪役キャラクターについて自分なりに解説しております。

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    • 特撮ヴィラン語り ~その438 ラ・バルバ・デ~

      平成仮面ライダー第1作「仮面ライダークウガ」。どこまでもリアル志向でサスペンスの要素が強かったこの作品の中で、一番異質だったキャラがこのラ・バルバ・デでした。 というのも、彼女は決してクウガと戦うことがないんです。あくまでも淡々と戦況を見守っているだけで、人間に危害を加えるでもなく、ただじっと見ているだけ。あまりにも謎の多い美女だったのです。 人類を獲物にして独自のルールに則り殺人ゲームを繰り返す古代の怪人種族:グロンギ。その中でラ・バルバ・デはいわば審判役の立場。彼女の許

      • 特撮ヴィラン語り ~その437 邪願獣スネークダークネス~

        平成後期以降のウルトラマンシリーズの中でも、個人的に一番異色だと思うのが「ウルトラマンR/B(ルーブ)」。 というのも、基本的に舞台はのどかな下町であり、防衛チームは一切登場せずひたすらベタで懐かしいホームドラマをやっているという、ある意味ウルトラマンらしさを徹底的に排除したとも言える作風だからなんです。 その劇場版でも、とにかくその異色さは貫かれていました。 物語の軸になるのはウルトラマンロッソに変身する主人公:湊カツミ。家業である衣料品店を継ぐために野球選手の夢を断念し

        • 特撮ヴィラン語り ~その436 ウィールマルガム/黒鋼スパナ~

          平成以降の仮面ライダーシリーズで必ず注目されるのが、いわゆる2号ライダー。主人公ではないものの、ストーリーの軸を担う存在として話を牽引する重要なキャラです。 現在放送中の「仮面ライダーガッチャード」に登場するエリート錬金術師:黒鋼スパナ。 まだまだ半人前の主人公:一ノ瀬宝太郎たちには厳しいものの、類いまれな才能と腕前を持ち、自ら制作した銃剣型アイテム:ヴァルバラッシャーでヴァルバラドという姿に変身。 馴れ合いこそしないものの、ガッチャードたちの味方として彼らと共に戦うクール

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        • 錬金術師と千里眼(ブルズアイ)の亡霊
          25本

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          特撮ヴィラン語り ~その435 カメジム・ウンカ~

          2023年のスーパー戦隊作品「王様戦隊キングオージャー」。戦隊シリーズの常道を逸しながらも爆発的にここまで人気を集めた作品って、なかなか珍しいんじゃないでしょうか。 東映特撮ファンクラブでは別戦隊とコラボしてのスピンオフが続々作られ、今もなおその世界観が広がりつつあります。こういう人気が集まる作品ってね、やっぱり敵にも人気が集まるんですよ。悪者だけど憎めない、むしろ愛すべき敵。 怪人怪獣好きの贔屓目じゃないですよ? 本当だよ?が、そんな「キングオージャー」にもとにかく最初か

          特撮ヴィラン語り ~その435 カメジム・ウンカ~

          特撮ヴィラン語り ~その434 特空機4号ウルトロイドゼロ~

          昨今のウルトラシリーズの中でも大人気となった「ウルトラマンZ」。 宮野真守さんが演じる人気キャラ:ウルトラマンゼロの弟子を自称する三分の一人前のルーキー戦士、ウルトラマンゼットの奮闘する姿が笑いと話題を呼び、ネット流行語にもランクインするという大ブームを巻き起こしました。 いやもうウルトラマンでこんなおバカキャラやっていいんだってTVの前で大笑いしましたからねわたしゃそんな「Z」から恒例化した新たなフォーマットが、防衛組織が操縦してウルトラマンを援護するロボット兵器の存在。

          特撮ヴィラン語り ~その434 特空機4号ウルトロイドゼロ~

          特撮ヴィラン語り ~その433 仮面ライダーXギーツ/メラ~

          「仮面ライダーW」以降、夏に公開される劇場版の仮面ライダー作品ってTVシリーズが終盤に差し掛かったタイミングでの公開なので、毎回出て来る敵キャラが最強クラスのヤバい連中ばっかりなんですよね。最強形態に変身しても太刀打ちできないみたいな、ある意味TVシリーズのラスボスよりも危険な連中というか。 去年の「仮面ライダーギーツ」劇場版でもまさにそんな感じでした。 遥か未来の人間が娯楽仕立てで現代の人々を仮面ライダーに任命し、世界の命運を賭けたゲームに参加させ勝者の望みを叶えるという

          特撮ヴィラン語り ~その433 仮面ライダーXギーツ/メラ~

          特撮ヴィラン語り ~その409 宇宙侍ザンギル~

          「ウルトラマンブレーザー」に登場した様々なキャラの中で異彩を放ったのが、この宇宙侍ザンギル。 実はブレーザーと敵対した宇宙人というわけではなく、味方として手を貸したキャラクターです。 デザインモチーフはもちろん日本刀。頭は刀の刃そのものだし、体は刀の柄をイメージ。頭から突っ込んで敵の体を刺し貫くのが必殺技。 古風なマント姿の男性の人間体に変身しますが、地球の時代劇に感化されたことで武士のような立ち振舞いを好んでいます。 刀を擬人化、 そうかこれが刀剣乱舞…(やめろ)ある日

          特撮ヴィラン語り ~その409 宇宙侍ザンギル~

          特撮ヴィラン語り ~その432 仮面ライダー3号/黒井響一郎~

          仮面ライダーの宿敵として名高い悪の秘密結社:ショッカー。 昨今でもたびたび存在感を発揮しておりますが、昭和から平成と時代が移り変わっていく中で最も大規模な地球征服作戦だったと思われるのが、歴史の改変です。 本当ならば仮面ライダー1号、2号によって壊滅の運命を迎えるはずだったショッカー。しかしその末路を覆すべく、2人の能力を徹底的に研究して秘密裏に作り出されたのがこの仮面ライダー3号。 この3号が1号、2号をたった一人で撃破したことにより、以後の仮面ライダーの歴史は大きく変わっ

          特撮ヴィラン語り ~その432 仮面ライダー3号/黒井響一郎~

          特撮ヴィラン語り ~その431 幻覚宇宙人シャマー星人~

          どんなドラマや映画、アニメにも、とにかくヘイトを集めまくる憎まれ役のキャラは数多くいるものです。もちろんウルトラシリーズでもそれは例外ではありません。 とにかく人間たちを小馬鹿にし、嘲笑い、ふざけた態度で面白おかしく挑発してくる悪辣な宇宙人。その代表格とも言えるのが「ウルトラマンマックス」に登場したこのシャマ―星人でした。 しかもこのウザキャラ2回も登場してるんですねこれが最初に登場した際は、超巨大な反射板を空に展開して太陽が2つあるように錯覚させ、永遠に夜が訪れないことで

          特撮ヴィラン語り ~その431 幻覚宇宙人シャマー星人~

          特撮ヴィラン語り ~その430 牛鬼~

          歴代仮面ライダーの世界を巡る「仮面ライダーディケイド」。しかしその中で登場する歴代仮面ライダーは元々の世界観や設定とは違う形に変わっています。 「ディケイド」劇中、9つの平成仮面ライダーの世界の中で一行が最後にたどり着いた「仮面ライダー響鬼」の世界は、魔化魍という妖怪たちと戦うために肉体を鍛え「鬼」になったという基本設定は同じなものの、 鬼同士は流派争いの方に一生懸命で魔化魍そっちのけという体たらく うん、それは……ダサいわそんな窮状にもめげず、一人前の鬼として鍛練に励む少

          特撮ヴィラン語り ~その430 牛鬼~

          特撮ヴィラン語り ~その429 泥怪人ツチケラ~

          日本独自の文化とも言える「怪談」。海外だとオカルトって悪魔や怪物がメインで、怪談のように悲しい背景を秘めた怖い話ってあんまりないのかなって思うんですよね。 そしてそんな日本で生まれた特撮ヒーロー作品にも、怪談のエッセンスを取り入れた話が多くあります。 「ウルトラマンガイア」に登場したこの泥怪人ツチケラ。その名の通り泥の塊のような姿をしたコイツは、近づく者を底なし沼に引きずり込む妖怪として噂されておりました。 しかしなんとその正体は、遥か昔に日本軍が開発していた細菌兵器の実験

          特撮ヴィラン語り ~その429 泥怪人ツチケラ~

          特撮ヴィラン語り ~その428 仮面ライダーセイヴァー/狗道供界~

          もうすぐ放映から10周年を迎える「仮面ライダー鎧武」ですが、その特徴の一つとも言えるのがスピンオフ作品の膨大さ。 それもそのはず、「鎧武」には総勢するとTVシリーズだけで13人(1話限定も含め)も仮面ライダーが登場しているため、それぞれを主役に据えた作品がいくらでも作れるわけです。 そんな中で、鎧武たち仮面ライダーの変身ベルトを作った天才科学者:戦極凌馬/仮面ライダーデュークにスポットを当てた作品があります。 TVシリーズ中では神のごとき力をあらゆる生物にもたらす「禁断の果

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          特撮ヴィラン語り ~その427 究極合体怪獣ギガキマイラ~

          昭和のウルトラシリーズを総まとめするような作品となった、シリーズ40周年作品の「ウルトラマンメビウス」。 その「メビウス」をきっかけに歴代ウルトラマンの競演が再び本格化した中で、ファンが大歓喜したのが映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」でした。なんとそれまで映像作品で交わることがなかった「ティガ」「ダイナ」「ガイア」の平成ウルトラマン3部作が初めてコラボすることになり、加えて「ティガ」主演の(元)V6長野博さんが超久々に変身する姿をお披露目したからなのです。 ウルトラマンがTV

          特撮ヴィラン語り ~その427 究極合体怪獣ギガキマイラ~

          特撮ヴィラン語り ~その426 王様鬼~

          特撮ヒーローを知らない層も巻き込んで、久々の超話題作となった「王様戦隊キングオージャー」。何と最終3部作エピソードはディレクターズカット版として再編集され、1日限定ではあるものの映画館での上映も決まったそうで。すごいことですよこれは。 そして、先日までは前作の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」の2作品とコラボした新作映画まで上映され、TV本編終了後の今も話題作りに事欠きません。 が、実は本編が始まる前からすでに大きな話題作りは始まっておりました事の発

          特撮ヴィラン語り ~その426 王様鬼~

          特撮ヴィラン語り ~その425 仮面ライダーグレイブ/志村純一~

          平成以降の仮面ライダーって、定期的にネットミームになりがちなキャラというのが出てきたりします。 今回紹介するのはそんな中から「仮面ライダー剣(ブレイド)」の劇場版に登場した仮面ライダーグレイブ/志村純一。とはいっても「剣」の時はそこまでネタキャラではなかったんです。戦犯はその後の作品でした。 元々「剣」ではTV本編から4年後のパラレルワールド設定で、グレイブは新たに開発された新型ライダーシステムの装着者3人組のリーダーとして登場。ランス、ラルクという他2人の仮面ライダーと共

          特撮ヴィラン語り ~その425 仮面ライダーグレイブ/志村純一~