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幼少期の自分を癒すと事態が好転する

潜在意識の書き換えについては、以前に記事を挙げましたね。少しずつ潜在意識を変えられたでしょうか?

潜在意識の書き換えをするうちに、何度も書き換えようとしても、書き換わらないものが出てくるかもしれませんね。それはなぜかというと、心に強烈なブロック(抵抗)があるからです。

では、強烈なブロックは書き換えられないのでしょうか?いえ、そんなことはありません。強烈なブロックだって、書き換えはできます。ただ、普通の書き換えとは少し方法を変える必要があります。

強烈なブロックは、幼少期に起きた出来事が原因となっている場合がほとんどです。その出来事を辿ることで、強烈なブロックは消えていきます。今回は、どのように幼少期に起きた出来事を辿り、どのように強烈なブロックを消していくのか説明していきます。

1.幼少期の出来事を思い出す

まずは、幼少期の出来事を思い出してみてください。特に、つらかった出来事や傷ついた出来事、心に引っかかっている出来事などが、強烈なブロックを解除するための鍵となります。

大きな出来事でも良いですし、他人にとって些細な出来事だと思われるような出来事でも良いです。思い当たる出来事を探してみてください。

2.どうしてほしかったのか自分に問う

自分が挙げた幼少期の出来事について、その当時、あなたはどうしてほしかったのか、自分に問いかけてみてください。

「親に叩かれた」という出来事なら、「親に優しく抱きしめてもらいたかった」と思うかもしれません。「勉強を頑張っても親に認めてもらえなかった」という出来事なら、「親に褒めてほしかった」と思うかもしれません。「親がお金のことばかり心配していた」という出来事なら、「『お金のことは全然問題ないから、何も気にしなくていいよ』と言ってほしかった」と思うかもしれません。

上で挙げたものはあくまで一例であって、感じ方は人それぞれなので、これと同じように考える必要はありません。自分自身で本当にしてほしかったことを思い浮かべてみてください。

3.今の自分や疑似親にしてほしかったことをしてもらう

自分がしてほしかったことを思い浮かべられたら、幼少期の自分の前に今の自分や疑似親を召喚して、してほしかったことをしてもらいましょう。特に親が関係している場合には、あなたの理想とする疑似親を召喚して、親にしてほしかったことをしてもらうことをおすすめします。

実際の親がどんな人でも構いません。親を自分の理想の親に変えてみましょう。それが、実際の親とどんなにかけ離れていても大丈夫です。そして、自分が作った理想の疑似親にしてほしかったことをしてもらいます。

そうすることで、幼少期の傷が癒え、少しずつ心が軽くなっていきます。これで、強烈なブロックは消えていきます。

心のブロックを解除することは、願望実現においても、心の健康を取り戻すためにもとても大切なことです。中には、思い出すのがつらい出来事もあるかもしれませんが、少しずつ向き合い、消化していくことで、自分を癒すことができます。そして、次第にあなたの状態や状況は好転していくはずです。

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