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事業計画作成 - 今期の振返り / 来期の準備

昨日は、事業計画の全体像の話をしました。
誰もがご存じの平凡な内容になってしまいました。
本日以降は、もう少し踏み込んで行きます。
計画の作成は非常に重要な課題ですが、
計画作成だけで数週間をかけてしまうと、他の仕事が出来ませんので、
ポイントを絞って進める必要があります。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、事業計画-今期の振返り についてです。

今期のリソース・挑戦度・達成率を評価

皆さんは、今期の事業計画は、作成していますしたか?
作成している方々は、その計画の達成度合いを評価して頂きたいです。
達成度合いに加え、その難易度・挑戦度合いも評価に入れると良いです。
ポイントの付け方は、以下のようにするのがお勧めです。

項目 : リソース配分 ×  挑戦度 × 達成度合い
施策A: 50 × 120% × 100% ⇒ 60.0点 
施策B: 30 × 150% ×   70% ⇒ 31.5点
施策C: 10 × 100% ×   80% ⇒ 10.0点
施策D: 10 ×    80% × 100% ⇒   8.0点
総合評価=109.5点

などなど、皆さんが納得できる点数配分にし、
今期の頑張りを評価しながらも、
来期に向けた課題をあぶりだすために使います。

特に、その職場や会社にとっては、「挑戦度合いの高い仕事」に
どれだけリソースをつぎ込み、成果を上げることが出来たのか が重要です。
誰でもできる仕事を沢山やっても、付加価値は生まれません。
今後 AI や IoT が更に進むと、誰でも出来る仕事は
パソコンやロボットに置き換わっていきます。

付加価値を生むためには、
・自ら考え、誰もやっていないことに挑戦する
・誰もが嫌がることでお客様の為になるコトを効率的にやり続ける
ことが重要ですね。

振返りでは、以下の点を評価してみて下さい
① 挑戦度の高い施策に、シッカリとリソースが配分されているか
② 挑戦度の高い施策で、思うような結果・成果が出せているか
③ 通常の施策は、効率的にリソース配分が出来、結果が出せているか

そもそも計画を作っていなかった方は・・・

来期の計画を作成するためにも、
皆さんの活動を以下の4つに大きく分解して評価する事をお勧めします。

【今期における実行施策の評価】
① 売上高 や 事業成長 に貢献した施策(新製品・新サービスの施策)
② 原価低減に貢献した施策(仕入れ値・輸送費・生産コストなど)
③ 品質向上・プロセス効率化・標準化などの継続的な改善活動
④ 人材育成・組織成熟度の向上

今期の活動評価の延長線上に、来期の事業計画があります。
上記4つの項目に対して、2つ~3つの重要な施策を記載し
その評価をして頂くと、今期の評価と共に、
来期の目標が明確化されるはずです。是非とも実行してみて下さい。


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて少しでも貢献できると嬉しいです。

勇気・強気・やる気・世の中元気!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!


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