睡眠と脳の不思議・脳の老廃物を取っている！
最近の脳科学の研究から分かってきたことが
脳には、老廃物が溜まるという事です。
体は、口からものを食べると、
胃腸を通って栄養素を取り込み、
残った老廃物を糞として体外に出します。
それと同じような作業が行われているのです。
こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます！
日々の中で気付いたことを発信しています。
本日は、睡眠と脳の不思議・脳の老廃物を取っている！
についてです。
脳には老廃物が溜まる？
日中に活動をしていると、脳に老廃物が
溜まるのだそうです。老廃物とは何か？
記憶や神経伝達をした後に残った
タンパク質の一種なのだそうです。
この老廃物が正常に脳から除去されずに
脳内に蓄積されてしまったままだと、
アルツハイマー病を発症する切っ掛けと
なるのだそうです。
日中は、脳が神経物質を放出して、
モノを考えたり、記憶をしたり、
脳をフル回転させています。
日中でも、脳から老廃物を取り除く
作業はなされていますが、
それよりも脳から放出される老廃物の方が
勝っている為に、老廃物が蓄積されてしまいます。
その老廃物を取り除くには
フル回転している脳の活動を停止して
脳内の老廃物を取り除く必要が
有るのだそうです。
凄いと思いませんか？
脳は、液体の中で浮いている！
私は、脳の構造を知った時に驚いたのは、
「脳は液体の中で浮いている」
と言われていた事です。
頭蓋骨に覆われていますが、
頭蓋骨と脳との間には薄い液体によって
守られている構造をしています。
筋肉のように骨に密着していると、
頭に衝撃があった時に、脳を守れないため
液体の中で浮いている構造にしていて、
私達の脳を守っているのですね。。。
考えれば考えるほど凄い構造です。
私達の脳は、その様な構造で守られていますが、
この液体によって脳は隙間が出来、
この隙間を使って脳に溜まった老廃物を
液体に乗せて排泄しているのだそうです！
脳の液体は一日に数回入れ替わっている！
脳の液体は、一日に３～４回入れ替わっています。
この液体によって、脳が常に一定の環境に
保たれるようになっています。
しかし、日中の覚醒している間も
このシステムは機能していますが、
老廃物の生成の方が除去するスピードよりも早く、
老廃物が蓄積されてしまいます。
それを取り除くには、眠っている間に
脳の活動が覚醒状態よりも遅くなることで
上手く老廃物を除去できるようになっています。
どうやって老廃物を取り除いているのか？
脳の老廃物を洗い流すのは、
脳内で分泌される「脳脊髄液」という液体です。
脳脊髄液は、脳の細部に入り込んで、
脳の老廃物を脳の中から取り出し、
頭蓋骨と脳との間にある液体を通して
排出するのだそうです。
寝ている間は、脳内の脳脊髄液が流れる
隙間が少し広がるため、その空間を使って
一気に老廃物を脳から除去するのだそうです。
脳は、他の臓器とは異なり、
ウィルスなどが感染しないように
体に流れるリンパとは異なるシステムで
老廃物を除去していることが
最近の研究で分かってきたのだそうです。
いずれにしても、私達の脳は、
何重にも保護されている大切な臓器であり、
このシステムが有るからこそ
私達は生きながらえて来たのですね。
有難いことです。
そして、この与えられた人間の機能を
最大限に発揮する為には、
充分な睡眠を取って脳の老廃物を除去し
次の朝を迎えることが大切なのです！
大丈夫！
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このブログが皆さんにとっての気付きになり、
行動に向けた原動力と豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます！
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