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事業計画作成 - P&L作成 / 来期の準備

重点課題と重点施策で来期何を実施していくのかが決定したら、
それらの活動を金額換算していきます。
つまり、P&L(損益計算書)を作成していきます。
会社全体のP&Lは、経理の方々が作成しているかもしれませんが、
ご自身の職場のP&Lも簡易的に作成する事をお勧めします!

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、P&Lを作成 についてです。

P&L(損益計算書)の作成

P&Lを作成する事は、経理の仕事であって、
自分の仕事ではないと考えている人が多いと思います。
確かに、それは正しい考えかもしれませんが、
シッカリと自分の会社や部門を運営するには欠かせません。
やはり、社長も部門長も、「長」が付く方々は、
自分がやっている活動の成果で利益が上げられているのかを
確実に把握しておく必要があります。

例えば、仕入れ値が1000円の商品を、500個仕入れた時に、
売れ行きが良い無いので、800円で売りさばいたとすると、
当然赤字に転落してしまいます。

また、1100円で売り切る為に、
広告宣伝費を10万円かけたとすると
元々の利益が5万円(利益100円×500個)であるため、
これまた赤字に陥ってしまいます。。。

よって、最低でも、以下の3つの数値を把握しながら
会社や部門を運営する必要がありますね。
・売上高
・仕入れ(原価)
・活動費用(販管費)

各職場で作成する簡易的なP&L

経理部門でその企業全体のP&Lを作成するのは、
経理部門の仕事として任せておけば良いと思いますが、
各職場で、どのように作成するのが良いのか?
皆さん興味があるのではないでしょうか。。。

職場の機能によって、作成することが出来るP&Lは異なりますが、
以下のように作成すると、簡易版が作りやすいです

a) 営業部門・製造部門:通常のP&Lと同様の作成方法が可能
 売上高/仕入れ(原価)/活動費用(販管費)
 ・細かく積み上げれば積み上げるほど、精度が上がります。
 ・特に活動費用は、経理で使用する勘定科目ごとに計上し
  経理で集計する実績データと合わせておくことが良いですね

b) 管理・研究開発部門:売上高などが不明確であるため、費用に着目
 活動費用(人件費、経費全般)/原価低減費(改善で得られる利益)
 ・基本的には、前年対比での比較をしていくのが良い
 ・また、原価改善金額を明確化しておくことも良い方法です
 ・一度、金額換算が出来るようになると、毎年同じ指標で評価が
  可能になる為、活動も継続されやすくなります!

最初は無理にP&Lを作成せずに、
シッカリと活動費用(経費の管理)と原価低減費(利益改善)を
追えるようにして行く事をお勧めします!


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて少しでも貢献できると嬉しいです。

勇気・強気・やる気・世の中元気!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!

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