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トム・クルーズに学ぶ、年代別のキャリアの歩き方

常に第一線で活躍しているトム・クルーズ

本名:トーマス・クルーズ・メイポーザー4世 
曾祖父のトーマス・クルーズ・メイポーサーはイギリスのウェールズからの移民である。
年齢:59歳 1962年7月3日生まれ

年代別のキャリア目標は、いち会社員としても参考になる

【Career1】
10〜20代のトム 明確に「成功」をイメージし続ける

キャリアの初期、生涯最悪の体験と自ら語る「爆笑!?恋のABC体験」出演でしたがこれをきっかけに、作品選びに慎重になります。何が駄目だったのか、どうすれば良かったのかを若い頃に知ることで、今後の働き方に一つの指針が出来るかもしれない。
【この年代の出演作品】「タップス」「卒業白書」。そして「トップガン」が大ヒットし、大スターの仲間入りを果たす

【Career2】は割愛

【Career3】
20代後半〜30代のトム 大先輩から徹底的に吸収する

この年代のトムはポール・ニューマンやダスティン・ホフマンといった大先輩や、巨匠とされる監督の元、色々吸収していく期間。会社で言えば、尊敬する上司の元、ビジネスのイロハを受け継ぎ、また自分でも工夫していき、キャリアに磨きをかけていく時期。メンターとなる先輩がいるのといないのとでは全然違うだろう。
【この年代の出演作品】「レインマン」「7月4日に生まれて」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」など。大ヒット作ばかり。

【Carrer4】
30〜40代のトム 最良の変化を促すリーダーシップの発揮

新しい監督に大作を任せたり、若いキャストと共演したり、周りのスタッフも固定しない。新しい人と積極的に組むことで、自分はもちろん周りの人達も輝かせて成功に導く。実績がまだないけれども、信頼を寄せている社員にプロジェクトを任せて、一緒に進めていくリーダーのようです。
【この年代の出演作品】「ラストサムライ」「宇宙戦争」「M:i-3」など

【Carrer5】
50代以降のトム 円熟期から後進の育成へ

この年代になってもまだまだ、彼は他者から学ぶことをやめない。名実ともに大スターだけれども、そこで歩みを止めない。時には評判が気になって映画会社に電話したりもする。昔凄かった社員ではなく、現役で結果を残していて、さらにそこに驕ることなく周りに意見を求める上司がいたら慕われますね(想像するとちょっとプレッシャーですが。)
【この年代の出演作品】「アウトロー」「オブリビオン」※書籍は2014年発行なので記載がないが、この頃の作品として他に、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など。「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」そして、「トップガン マーヴェリック

まとめ
この書籍を読んだことでトム・クルーズを身近に感じるとともに、キャリアに立ち止まった時、今自分はどの段階かを考えていけるような、そんな本でした。成功は決して「運」ではなく、スポットライトの当たらない部分での地道な努力の結果

書籍はこちら▼

トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力
南波克行=編著|執筆者=斎藤環、長谷川町蔵、山崎まどか、西田博至
発売日:2014年04月24日
四六判|232頁|定価 1,800円+税|ISBN 978-4-8459-1323-7
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