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「今日は歩いて帰りたい~まるいがんも短編集~」肩の力を抜いて行こう♪

マンガを知ったきっかけは、Twitterで流れてきたこのエピソード

いつだったか、Twitterで流れてきたこのマンガ。私も他人と比較すると自分って・・・って思うことが多いので、この主人公のミカの気持ちが分かるなぁと。さらに彼女の良いところは、居心地の悪い飲み会だったけれど、そこで嘘ついたり、ごまかしたりしない点が好感持てるし、色々もやもや抱えつつ、それでも面白いものを見たら撮って彼氏にLINEで送っちゃうところ。

そして彼氏の返答も良いですよね。お互いが面白いと思う感性が似ていて、一緒にいて楽しい相手なら、他人にどう思われてもいいんだと思う。他人軸ではなく自分軸で生きる大切さを思い出す。絵柄もほのぼのとしていて、読むぞ!と気合を入れることなく、肩の力を抜きながら見られる感じがする。

ほっこりと優しいマンガが、疲れた日常の癒しになる

毎日仕事で疲れていたり、なかなか色々思い通り行かなかったり。将来の不安を抱えつつも、過ごしていましたが、寝る前にちょっとのぞくとマンガが更新されていて、読んでから寝るが習慣に。「まるいがんも」という名前もなんだか優しい響き。

面白いエピソードに共感したり、よくこんなことを思いつくな。同じ24時間を過ごしているはずなのに、この方の脳内はどうなっているのだろう?と感心したり。そんな毎日の中、それらのコミックエッセイが電子書籍化するという嬉しいニュースが。

祝!電子書籍化!そしてカバー絵をアンケート制にするという斬新さ。

短編集が電子書籍になる。それだけでもニュースですが、まるいがんもさんは、表示のデザインをアンケートにするという方法をとります。電子書籍ができました!ではなく、作られていく過程がみられるので、より応援したくなりますよね。そして、私もアンケートに参加。デザインのカッコよさでは左なのですが、ミカらしさ、まるいがんもさんらしさだと断然右だと思いました。結果も右になり嬉しかったです。

好きなエピソードを3つ

全部好きなのですが、特に好きなエピソードをご紹介します。

  1. 今日は歩いて帰りたい
    タイトルにもなったミカのエピソード。主人公の心の在りようが手に取るように分かり、その後の彼らを知りたいと思えた作品です。

  2. ドーナツの穴
    少年と少女のバス停での一コマ。マンガには書かれていないのに、私は二人が海にいる場面が見えましたよ。

  3. 落ち込んだときに見る映画
    配信で好きな映画をすぐ見られる時代。男性と店員さんのやりとりが見ていて人と人との交流っていいなと思えました。

これからも更新を楽しみにしています♪

Twitterで知りましたが、noteにコミックエッセイがまとまっていました。これからも楽しみにしています。


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