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劇団印象-Indian elephant-「藤田嗣治〜白い暗闇〜」21/10/27 (水) ~21/11/02 (火) ※過去レポ

画家の「藤田嗣治」の半生を舞台化した作品。
作品としては、「カフェ」などにおける藤田独特の乳白色の肌の色使いが有名です。

《カフェ》 1949年  ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)蔵 Photo © Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais / Arnaud Loubry / distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833

あの「藤田嗣治」が舞台に。それを知った瞬間にチケットを購入しました。まだぎりぎりまで上映するか分からなかった。またコロナがひどくなったら中止もありうると。それでも、絵画でしか知らなかった藤田嗣治を劇で観られるなんてと期待に胸膨らんだ。

舞台って、日頃あまり観ることはなくて、いつ以来だろう。劇団四季のキャッツ以来だから多分数十年ぶり。しかも、会場は下北沢にある、小劇場B1といった場所で文字通りそんなに広くなく、演じる人も観客も距離が近くて、独特の緊張感がありました。映画館でスマホがなっても、作品自体は止まらないですが、こと劇、しかも小劇場でもしそんなことがあったら作品が台無しになるのでは?と思う位の空間でした。

劇が始まると、そこはもう下北沢ではなくて1920年代のパリで、目の前にいるのは藤田嗣治。我を忘れて、その世界にのめりこむってこういう事をいうのかと驚いた。没入感が、映画よりも凄い。本当に観て良かった。

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