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高血圧について知ろう!

こんにちは
ここでは、『食生活』や『生活習慣病』など、健康になるために知っておきたい事について書いていきます。
みなさんの暮らしに少しでも参考になれば嬉しいです☺️ 
本日は『高血圧』です。


はじめに

血圧とは、動脈にかかる圧力のことをいいます。
血圧には、血液を送り出すときの最高血圧(上の血圧)と、血液が流れ込むときの最低血圧(下の血圧)があります。

高血圧は最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上のいずれかの条件が満たされた場合に診断されます。

高血圧は自覚症状が少なく、気付きにくい病気です。
日頃から、適度な運動や食生活の見直しをして予防しましょう。


・高血圧の種類

①本能性高血圧
②二次性高血圧
③仮面高血圧
④白衣高血圧
の4つに分かれます。  

それでは、詳しくお話します!

本能性高血圧
 
高血圧患者の約90%は本能性高血圧だといわれています。
本能性高血圧とは、高血圧になり得る病気が見つからず、原因が明らかでない高血圧症です。

疑わしい原因⇒塩分過多、喫煙、運動不足、遺伝、体質、過労
などなど、、、 

生活習慣の改善をし、それでも血圧のコントロールが不十分の場合は薬物治療を行います。

二次性高血圧

特定の病気などが原因で血圧が高くなる高血圧症です。

原因⇒腎実質性、腎血管性、内分泌性、血管性、薬剤誘発性
などなど、、、

これらの二次性高血圧は、生活習慣病の改善だけでは血圧をコントロールする事はできず、高血圧の原因となっている疾患を治療する必要があります。 

仮面高血圧

医療機関で測る血圧は正常値ですが、自宅で測ると高く、高血圧が隠れている状態です。
正常血圧と診断される人の約10%は、実は仮面高血圧だったりします😭

血圧が正常になる要因⇒医師が近くにいる安心感、待合室で待ってる間にリラックス、血圧の1日の変動
などなど、、、

さらに

仮面高血圧は高血圧になる時間帯により
『早朝高血圧』『昼間高血圧』『夜間高血圧』
の3タイプに分かれます。 

早朝高血圧→早朝に測ると血圧が高い
昼間高血圧→学校や職場で測ると血圧が高い
夜間高血圧→夜間に測ると血圧が高い

昼間高血圧は環境の変化によるストレスで血圧が上がったと考えられます。

白衣高血圧

自宅での測定は正常値だが、医療機関で血圧が高い症状です。
仮面高血圧の逆ですね。

要因⇒緊張による自律神経の乱れ

一般的に治療は必要ないとされていますが、薬物投与などの治療を受ける事もあります。


・高血圧と動脈硬化


先程も書きましたが、高血圧症は自覚症状がほとんどありません。
しかし!!!
気づかずに放置しておくと、血圧が高い状態が続いてしまい、心臓や血管に負担がかかります。
これにより
血液の圧力に耐えるために動脈の血管壁が厚くなる→血管の内側が狭くなる→血管が弾力を失う→動脈硬化
と進んでしまいます。
動脈硬化は、虚血性心疾患や脳卒中など命にかかわる病気に繋がります。

さいごに

生活習慣病は、生活習慣の改善により予防出来る物も多いです。
健康的な生活をするために、自分の生活を見直してみましょう🙆

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