『五等分の花嫁』結婚相手は誰だ?と、あの頃考えていた僕らに衝撃の展開!
五等分の花嫁・結婚相手の考察をしていたあの頃
あのとき、これは四葉確定路線だと確信するまで、一体誰と結婚するんだと多くの読者が考察を楽しんでいました。
一花、二乃、三玖、四葉、五月…誰と結婚するのか。
どうせだったら、自分が推している子と幸せな結果を迎えてほしい!だけど…
作者の春場ねぎ先生が、最初から誰と結ばれるか決めた上でシナリオを作ったみたいなので、そこがひっくり返ることはむずかしいことでした。
結果的に、四葉と結ばれて納得のいった人もいれば、正直残念だったっていう人もいると思います。
五等分の花嫁・結婚相手をマルチエンディングにはできなかったか!?
僕はそういう残念な気持ちを持つ人が一定数出ることは承知の上で、あの結末を描いた春場ねぎ先生を本当にすばらしいと思ったのですが、読者からは、五つ子、それぞれと結ばれるマルチエンディングにしてほしいという声を多くSNS上で見かけました。
これはもう本当に、ラブコメ漫画の宿命ですよね…
誰かと結ばれるということは、誰かと結ばれない未来がそこに待っています。
読者はそれも飲み込まないといけないわけですが、それでも!それでも!期待してしまうのが、ifです。
もしあのときあの子と~というのができないこの現実の中で、せめて漫画の中では、ifを見せてくれ!推してるあの子と主人公が結ばれてくれ!という気持ちにもなりますよね。
僕だって、できたら一花と風太郎が結ばれる未来をちょっと見てみたかったですもん…
でも、四葉が悲しむ姿も見たくない(笑)
「ぼく勉」が、マルチエンディングをやってきた!
そんな感じで、ここにひとりめんどくさい「五等分の花嫁」読者がいるわけですが、そんな僕に今日衝撃的なニュースが飛び込んできました。
それは、週刊少年ジャンプで連載しているラブコメ漫画「ぼくたちは勉強ができない」の結末は四人のヒロインそれぞれのマルチエンディングで、どれが本当の結末か読者に判断に任せるというスタイルなんですよ。
これは、「五等分の花嫁」の結末で読者たちが望んでいたけど実現できなかったこと…!
同じラブコメ漫画ですし、「五等分の花嫁」が週刊少年マガジンで連載していたのに対して、週刊少年ジャンプで連載中の「ぼくたちは勉強ができない」ということで、ばちばちのライバル同士。
憶測ではありますけど、ジャンプ側は「五等分の花嫁」の作品そのものもチェックしていたし、読者の声も結構リサーチしていたのではないのかと思うんですよ。
それで、読者が一番幸せになるかたちっていうのを模索したのではないかなって思うんです。
こうして「ぼく勉」は、差別化された作品となった
「五等分の花嫁」みたいに最初から結末が決まっているのもいいし、「ぼくたちは勉強ができない」みたいにマルチエンディングを用意するのもいい。
どちらもいいんだけど、ひとつの事例としてこれはおもしろいなと思いました。
でも、マルチエンディングのラブコメってお決まりのパターンのひとつとしては定着しないような気がなんとなくします。
むしろ、おんなじような結末にはできないってあとに続くラブコメはやりづらくなったんじゃないでしょうか。
そういう意味でも、「ぼくたちは勉強ができない」はラブコメ漫画の中でも差別化された作品のひとつになるのかもしれません。
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