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プロ格闘家になりたいと願ったサッカー少年が、柔道を通して、バドミントンに出会ったはなし。


サッカー少年時代

小学生時代は3年生から6年生までサッカー部。

うちの小学校はじまって以来、ここまで成績のいい代ははじめてだったようで、小学校の県大会ではベスト8まで進出。ベスト4をかけた試合ではPK戦の末敗れてしまったので、かなり良い線までいったんだと思う。

その後(中学)での活躍も期待されたけど、なんとうちの中学、校庭の関係もありサッカー部がなかった。

この子たちにサッカーをやらせないのはもったいないと親御さんたちが、中学にサッカー部を作ろうと動いたほど。

当時の記憶が曖昧で、なぜそれが実現しなかったのかよく覚えてないんだけど、残念ながら、中学校にサッカー部は作られなかった。

サッカー部があればサッカー部が第一候補だったけど、サッカー部がないとなると、さてどうするか。

当時、うちの中学は全員なにかしらの部活に所属していないといけなかったので、そこで僕が選んだのが柔道部。身体も細く、身長も前から3番目くらいに小さかった僕が柔道部というのは、今でも当時の部活を聞かれたときに驚かれる。

格闘技に近いことがやりたい!

とにかく格闘技が好きで、この頃は当時の思いとしては、わりと本気でプロ格闘家になりたいと思っていた時期があった。

「格闘技に近いことがやりたい…!」

本当は空手でもやりたかったんだけど、生徒数も少なく、部活も少なかったので、その中で自分の選択肢としては、柔道部か剣道部しかなかった。

この2つのどちらかだったら柔道部だろうと柔道部に入ったけど…

そこで本当に夢中になれる別のことに出会ってしまう(笑)

それが、バドミントンだ。

バドミントンに出会ってしまった

うちの柔道部はなぜかたまに練習の一環として、道場でネットなしのバドミントンをやることがあった。

気分転換もあったんだと思う。

それまでバドミントンをやった経験のない僕は、そこではじめてバドミントンの面白さに気づいてしまった。

めちゃくちゃ面白い…!

それからたまに部活でバドミントンの日がくると毎回とても楽しかった。

もし、もっと早くバドミントンに出会っていたら、もし、自分の中学校にバドミントン部があったら…迷うことなくバドミントン部に入って、中学校3年間をバドミントンに懸けたと思う。

柔道は大会でもいつも1回戦負けで、初段になるのも、周りのガタイの大きい奴や、実力のある奴がスルスル~っと、初段に上がっていく中、初段に上がるのも中学3年間もかけてしまったし、とにかく自信がなかった。

一方、なぜかバドミントンには、妙な自信があった。

たらればを言ったりキリがないけど、部活に入って、別のスポーツの魅力を知る。

いつ夢中になれることに出会うかなんてわからない

この思い出を振り返って思うことは、今日がどんなにつまらなくて退屈だと思っていても、人生のどのタイミングで自分が好きだと思えること、夢中になれることに出会えるかなんて分からないということ。

このときの僕のように、はじめたことのその先でより夢中になれると感じてしまう出会いだってあるかもしれないんだから。

だから、なんでもとりあえずやってみればいいんだと思う。

こんな部活の思い出があってもいいと思わない?


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