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写真を通して、僕は地元のことをもっと知りたいと思った

今月、本を出します


玄光社より出版される
「地元写真家がいちばん見せたい にっぽんの絶景」
という写真本にて、地元の群馬県を代表して、
ひとつ作品を掲載していただいています。

今、地元のまちづくりに参加していますが、
そのキッカケのひとつとなったのは
写真を撮り続けてきたからかもしれません。

写真を始めたキッカケ

写真を撮り始めたのは約10年前。

11年、12年前くらいでしょうか。

当時の僕は地元を離れ、
イオン内で販売員として仕事をしていました。

販売員といえば少しは聞こえがいいですけど、
大学生時代にやりたい仕事や
就職したい会社が見つからず就職活動を放棄して、
とりあえずイオンができたから
イオンで働けばいいやくらいの感覚でした。

イオンには2年程度勤めていたでしょうか。

その間に好きな人ができ、
その女性との将来も考えていたので、
いつまでもフリーターはやっていられないと
お店を辞めることを上司に告げ、
就職活動を開始し、
一応、次の仕事も決まっていた状態でした。

しかし、そのタイミングで彼女と別れてしまって、
そのままその街にいることが精神的にも辛く、
アパートの契約も切れるタイミングだったので
次の仕事も断り、一度地元に戻ることにしました。

地元に戻り最初の1年間は
親の友人夫婦の営む焼き肉屋で
アルバイトをさせていただきながら就職活動。

ちょうどよい求人が出たので、
地元の企業に就職しました。

そのくらいのタイミングで始めたのが、写真です。

むかしから、失恋をすると、新しいこと、
やってみたかったけどやったことがないことに
チャレンジすることにしているのですが、
そのときに選んだのが写真でした。

写真に関しては、中学三年の修学旅行で
京都・奈良に行ってきたあとに、
確か班ごとで修学旅行のまとめ
みたいなものを作成したんですよね。

写真が心の中にずっとあった


そのときに使うために撮ってきた写真を、
女性の副担任の先生に
「この写真誰が撮ったの?うまいじゃん!」
とほめていただいたことが妙に記憶に残っていて、
それで写真ちょっとやってみようかな
っていう気持ちを持っていたんだと思います。

失恋したことが、
その気持ちを外に出すキッカケになったんですね。

写真を通して地域のことを知っていった

そして、写真を撮るようになるわけですが、
僕が撮る写真はスナップ写真や風景写真、
日常写真といわれるものが多いです。

春はここの桜がきれいだとか、
秋はここの紅葉が見頃だとか聞くと
写真を撮りに県内を飛び回るような生活を
10年ちょいずっと続けていますが、
写真が僕をフットワーク軽く
さまざまなところに
出かけさせてくれるキッカケとなりました。

そして、県内のさまざまなところを回ることによって、
県内のことも少しずつ詳しくなり、
写真を通して、県内のそれぞれの地域のことに
興味を持つようになっていきました。

写真から浮かぶまちづくりのアイデア

写真を通して、
目の前の景色を見ることによって
気づくことってたくさんあります。

たとえば、この写真。

先日、DCUのロケ地巡りにGRを持って、
川原湯温泉を散歩したときに撮った写真です。

八ッ場ダムのダム湖畔にまっすぐ伸びるこの道、
なんだか景観がいいと思いませんか。

この道をマラソン大会で使ったり、
自転車の大会で使ったり、
車のレースでもいいかもしれない。

なにか、レース系のイベントで使ったら
とても良いのではないかと感じたんですよね。

そこで県内だけでなく
全国から参加者が集うようになれば、
川原湯温泉に宿泊してイベントに参加したり、
見物に来る人も増えるでしょう。

それこそ、こんなまっすぐな道、
人でも自転車でも車でもビュンビュン走っていけば、
写真好きの人たちにとっても
絶好のシャッターチャンスです。

今はコロナ渦でむずかしいかもしれませんが、
いつかはそういうイベントが
開催されたらいいなと思っています。

スマホを持って外に出よう

普通に目の前の景色を見て気づかないことも、
カメラを通して、写真を撮ることに
よって見えてくるものがあります。

かといって、カメラを買いましょう
ったってピンキリですがカメラも高い買い物です。

そこで、お手持ちのスマホを向けて
目の前の景色を撮ってみるというところから
スタートしてみるのもよいのではないでしょうか。

きっと今まで気づけなかったことに気づけるはずです。

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