【RIC体験記:第4回】 現状と過去の関連性から自己探求
さあ、ここから「Impression(感動)」のフェーズに入る。
第4回「現状と過去の関連性から自己探求」では、最近、気になっている小さな出来事を挙げ、そこから掘り下げていく。
わたしの場合、気になる出来事が5つ浮かび、ひとつに決めきれなかったので、全部、書くことにした。
なんと、5つともポジティブな出来事。
今の感情を書き込む「感動の評価シート」も、「喜び=10、関心=10、楽観=7」とかなりポジティブになった↓
・自分中心の生き方しかできない自分がいる
・それ故に大切な人たちと良好な関係が築けない
・その根底には大きすぎる欲求がある
・そのせいで失望感が増えていく
・そのことに目をそらし続けてきた
というのが、過去3回に渡る自己探究の結果なんだけど、今回はさらにいろんな気づきがあった。
もっとも大きな気づきは、「自分の幸せは自分だけで完結できないから、苦悩しているんだ」ということ。
「他者との協業」というもっとも苦手で避けてきたことが、実は欲求を叶える要件でもあったから、いつも結果に手が届かなくて苦しかった。
もともと気が弱くて、言いたいことも言えなかったわたしは、いつしか、感情の壁をつくり、自分だけで完結する世界に生きるようになったのよね。
人は人、自分は自分・・他者と本気で交わらないことで、自分の尊厳を守ってきた。
そうして周りを遮断し、自分とばかり対話してきたから、自分の気持ちはよく分かるし、大切にできる反面、人の気持ちを察したり協業したりができない。
結局、これが人生のボトルネックになっている。
でも、逆に考えれば、「他者と本気で交わる」という経験値不足さえ解消すれば、足りない部分が埋まり、幸せがグッと近づくのではないか。
たぶん、慣れていない分、たくさん人を傷つけるし、自分も傷つくはず。
でも、それが必要な過程ならば、勇気を出して前へ進んでいこうと思えた。
わりと明確な目標ができたなー。
わたしは、結局、自分に正直で在ろうとする生き方をやめられない。
であれば、嘆いたり目をそらしたりするのをやめ、人と心を通わすことを学んでいこう。
求めた結果を手に入れるために。
それにしても、希望さえあれば前を向けるのは、わたしの長所だな。
一方で、すぐ大きな夢を見てしまうのは、悪い癖なのだけれど。
トレーナーの言っていた言葉が沁みる。
充実した人生に必要な3つの要素、ひとつは活動すること、ひとつは愛すること、そして、もうひとつは・・苦悩すること。
さあ、傷つくことをためらわず、進んでいこう。
「第5回:トレーナーとの対話で深まる自己認識」へ続く。
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