【ライフハック】銭湯に住むな、銭湯の近くに住め【note書き初め】

(note上では)あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

新年1発目というにはあまりにも遅いのですが、一応note書初めということで、銭湯を取り入れた暮らしについて簡単に書いていきます。

■ 銭湯に住んでみた

筆者はコンサルとして多忙な仕事漬けの日々を送る中で、短期間だがスーパー銭湯に寝泊まりする日々を送っていたことがある。昨年はそれにフォーカスした記事も書いた(下記)

寝泊まりしていたスーパー銭湯は3000円以内で朝8時まで過ごすことができる。休憩スペースに電源付きのコワーキング用のデスクが設置されているので、仕事をするにも最適なロケーションだった。

はじめの1週間ぐらいは退社→銭湯入店→風呂→深夜まで仕事→仮眠→朝風呂とサイクルを回せていたのだが、1週間を過ぎたころから、だんだん負の側が見えてきた。

・他の客がマンガ読んだりハンモックでくつろいだりしているのに自分だけが丑三つ時にアホほどPCを叩いているので、場違い感から自分が何をしているのか、よくわからなくなる
・深夜だろうと明け方だろうと風呂に入れるので、逆にいつまでも仕事をしてしまって延々終わらない
・ハードワークで体調を崩しそうになるのをサウナの熱気で無理やり押し留める感じになってしまい、風呂やサウナが別に楽しくない

そんなことがあり、プロジェクトの終わるタイミングでスーパー銭湯生活に別れを告げて以降仕事が忙しくなっても同じことはしなくなった。

とはいえ仕事が暇になるわけでもないので、代わりに深夜までやっている遠くの銭湯に終電で行って、タクシーで帰るようなことをしていた。2,500円かけて入る風呂は最高だ。

■ 銭湯の近くに住んでみた

そんな経済面・健康面では最悪の銭湯ライフを送っていたが、コロナ禍で状況が一変。

20年4月発出の緊急事態宣言でそもそも出社するな、クライアントとの打ち合わせも原則リモートで行うべしとのお達しが会社から発せられ、宣言解除後も基本的に在宅、時々クライアント訪問という仕事スタイルに変えざるを得なくなった。

その当時住んでいたのは東京の文京区。文京区は筆者が独自に算出している銭湯密度が23区ワーストレベルに低く(下記参照)、最寄りの銭湯まで徒歩15分、しかも隣の区という有様だった。

家にずっといるとはいえ、気軽にホイホイと入りに行ける距離ではない。湯冷めもするし。そういうわけで、コロナ禍での銭湯を満喫しにくい生活条件だった。

ついでに在宅中心のわりに家が狭く自炊しにくい、1Kなのですぐベッドでだらけてしまうという欠点もあり、昨年末に引っ越しを敢行した。

引っ越し先は、銭湯密度(上記記事参照)では23区第3位の北区。自宅から徒歩2分の最寄り銭湯を含め、徒歩10分圏内に3軒の銭湯があり、20分以内だとさらに3軒増える。

露天やサウナのある銭湯も歩ける距離に複数あり、飽きずにいろいろな風呂が楽しめる環境だ。そんな銭湯オアシスへの転入は素晴らしいことばかりだった。

具体的には、

・銭湯の営業時間に仕事や諸々のタスクを終わらせないといけないので、仕事のペースが上がり生活にメリハリが生まれる
・仕事に行き詰まった時や疲れた時に手軽にひとっ風呂浴びられるので、リフレッシュできる
・時間に余裕のある時は少し距離のある銭湯にも行けるので、運動不足の解消にもなる

その結果、

・在宅にもかかわらず仕事の生産性が維持できている
・睡眠時間が減るとすぐ喉を痛める体質なのだが、引っ越して以来決定的に寝込むようなことがなくなり。体調を崩しにくくなった
体重・体脂肪率が引っ越し前とほぼ変わらない

など、良いことずくめである。

■ おわりに

以上、銭湯に住んでみた体験と、銭湯の近くに住んでみた体験を比べてみた。少なくとも個人的経験の範囲で言えることは、たった一つだ。

「銭湯に住むな、銭湯の近くに住め」

コロナ禍で仕事や生活スタイル、住む場所など、価値観が揺さぶられた人も多いだろう。銭湯を生活の至近に取り入れる暮らし方、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

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ここまでお読みくださりありがとうございました!

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